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更新日:2024年1月1日

令和5年度 第2回中区協議会 議事要点

・開催日時

令和5年5月24日(水曜日)午後2時00分~3時00分

・開催場所

浜松市防災学習センター 3階講座室

・次第

1 開会
2 会長あいさつ
3 新任職員紹介
4 議事
(1)協議事項
ア 令和4年度中区地域力向上事業(助成事業)の事後評価について
5 その他
(1)文書配付方法の見直しについて
(2)地域の情報等について
(3)次回以降の開催日程について
6 閉会

1 開会

2 会長あいさつ

3 新任職員紹介

  • 事務局から配付資料の確認
  • 鈴木会長から会議録署名人の指名・・・内山委員及び河合委員

4 議事

(1)協議事項
ア 令和4年度中区地域力向上事業(助成事業)の事後評価について
≪区振興課が資料に基づき説明≫
(区振興課)
 藤木委員より事前質問を受けていたため回答する。
【質問】
 地域力向上事業の目的は理解できるが、目標がはっきりしていない。事業の構想として、中区で行うモデル事業として市全体に拡大するのか、あるいはその他の区から参加者を募り、市民全体の行事として一定期間続けられる演奏会を定着させることを目的としているのか、そのメリハリが見えない。この点を明確にしないと、市の補助金を使った事業がバラマキであると批判を受けかねない。
 補助金は、音楽の街づくりへの先行投資と考えることができる。そのため、「親父バンド全国大会」のような全国的な行事を目指すのか、あるいは他の区からも参加者を募り、市民全体の行事として一定期間続けられる演奏会を定着させる過程として行うのか、どちらの方向性を目指すかを示すことが必要ではないか。
 コロナ禍であっても、1,000人以上を集めることができた実績は、サステナブルな事業として成立すると考えられる。
 今後の事業展開についての青写真を明確にしていただきたい。
【回答】
 本助成事業は、地域活動のきっかけづくりや、事業を継続して実施するためのスタートアップを支援する制度で、地域のために活動をしたい団体に対し、補助金を交付し応援していくものである。
 また、区政運営方針に記載があるが、中区では目指す将来像として「都市の顔 薫る文化の 中区」を掲げ、重点的な取り組みの柱の一つに「にぎわいと文化を育むまち・中区」を位置付けている。
 こうしたことから、地域力向上事業に求められる要件として「中区らしさ」「都市の顔としてのにぎわいの創出」を達成できることが必要であると考える。
 なお、本助成事業は、事業実施でノウハウを得るとともに、賛同企業も得ることで自立して事業が継続できるよう、補助回数は3回まで、補助率も初回が50%、2回目が40%、3回目が25%と徐々に下がる仕組みとなっている。
 例として、「やらまいかミュージックフェスティバル」や「たかおかフェスティバル」も、当初は本助成事業を活用していた。

 以上が、事前質問への回答である。

(藤木委員)
 民間では、「Plan」「Do」「Check」「Action」だが、行政は「Check」で終わっているのではないか。この計画を続けるのか、止めるのかを考え直す「Check」の考え方を入れてもらえると、よりよい支援になるではないか。
(区振興課)
 事業見直しの際に検討する。また、事業実施団体にもご意見を伝え、今後の取り組みに活かしてもらうようにしたい。

(鈴木会長)
 前回の協議会終了後、市から送付された回答について委員から質問があったため、まちづくり推進課より説明をお願いする。
(まちづくり推進課)
 前嶋委員より質問をいただいたため回答する。
【質問1】13年間ワースト1の交通事故に関して
 「要因分析という細かい内容までは詳細が警察から示されていない」とのことだが、何故警察から詳細が示されないのか。
【回答1】
 警察では毎月、年齢別・各種事故別・曜日別・時間別・事故類型別の交通事故発生状況を公表しており、また、ホームページでも高齢者や高校生、日時や時間帯等で抽出できる事故発生マップを掲載しているが、前回ご指摘いただいた高校別の発生状況や、乗降時の履物といったデータは警察でも持ち合わせていない。
 中区では、交通死亡事故ゼロ連続400日を達成し、現在もその記録を更新しているが、万一、交通死亡事故が発生した場合には、まちづくり推進課、警察、安全運転管理協会、地元自治会などと現場検証を行い、事故の要因について情報の共有に努めている。
【質問2】
 道路の未整備も交通事故の要因の一つと考えられる。
 浜松北高東交差点~文化芸術大学のいわゆる「六間道路」について
 (1)拡幅計画は何年に作成されたか。
 (2)最初の着工は何年か。
 (3)完成は何年か。
【回答2】
 「六間道路」の拡幅計画を所管する南土木整備事務所からの回答になる。
 (1)拡幅計画は、昭和21年に都市計画決定されている。
 (2)最初の着工は、浜松北高東交差点から下池川町交差点(追分工区)の区間で、平成7年になる。
 (3)浜松北高東交差点から下池川町交差点の区間は、地元との調整および関係機関との交差点協議が整い次第、安全対策・舗装修繕工事等を実施し、4車線化を行う予定であり、下池川町交差点から文芸大前交差点は、現在用地取得を進めており、用地取得が完了したところから順次、道路拡幅工事と併せて電線類地中化工事を実施している。

 以上が、事前質問の回答である。

(前嶋委員)
 六間道路は生活道路だが、計画が昭和21年と聞いて驚いた。工事も長い間行っており、車線が変更され、Uホールの前は事故が非常に多い。道路の車線変更に伴い、ポールとドラム缶のようなものが頻繁に移動するので運転手が錯覚をおこしやすい。例えば、細い道から六間道路に出る際に、ポールとドラム缶が置いてあり、車に注意していると手前の歩道で自転車と衝突する事故がある。ぜひ、用地買収等早めに進めていただき、事故が起こらないようにしてほしい。また、ザザシティ東側から成子町方面の道路も工事が始まった。道路を整備すれば、交通事故はかなり減るのではないか。
(稲垣委員)
 質問(3)の完成の時期について、いつまでに用地取得するのか時期を明確化した方がよいのでは。時期を明確にするのが難しいのは承知しているが、いつまでにやりたいのか目標を示してもらいたい。その目標に対しての進捗を検証して進めてもらいたい。
(まちづくり推進課)
 所管課である南土木整備事務所に伝えさせていただく。
(藤木委員)
 ワースト1対策として、市がどのように動いているのか調べた。「浜松市総合交通計画」について交通政策課に問い合わせたところ、交通事故対策については、道路企画課だと言われた。ワースト1が13年間継続していることは、いかに怠慢かということではないか。市全体のプロジェクトチームを作り、取り組む必要があるのではないか。
(小松区長)
 お問い合わせの内容に対する回答が不十分だった点ついては、お詫び申し上げる。
 交通事故対策には、大きく分けてハード対策とソフト対策がある。区においては、ソフト対策に取り組んでいる。中高生の自転車事故が非常に多いことや、ヘルメットの着用が努力義務化されたことの周知に力を入れ、事故の削減、被害を最小限にしていくように区としては取り組んでいる。
 昨年度から、交通事故への対策を効果的に行うために、AIを活用した取り組みが始まった。地図情報システムに集客施設や特殊な道路の形状、交通事故が発生した際の状況等の情報を落とし込み、将来的にその地点で、どのような事故がどれくらい起こるのか検証を行い、その分析結果から優先順位を付けて道路整備を行っている。
 こうしたハード対策とソフト対策を組み合わせて、短期間で効果が出るように取り組んでいる。提案いただいた庁内の組織の中での部局横断的な対応を協議していくことについても、取り組んでいきたい。
(藤野委員)
 六間道路は、地元の道路である。六間道路は、静岡県で事故が起こりやすいワースト1になっており、市役所前の通りが県内で事故が多い場所になっているので、いかに重要なところかを感じている。中部学園が完成した際に、市長から道路整備について必ず完成させると話があったが、用地取得が難しく、まだ完成していない。ただ、問題となっていたところの工事が進んでいたので、おそらく、来年くらいには完成するのではないかと思う。地元なので常に声を上げている。
(井口委員)
 富塚地区に住んでいる。中心部は、都市計画により整備が進んでいるように思う。舘山寺街道の橋があり、歩道部の幅員が片側75センチ、もう片方が1メートル弱となっている。歩行者も多く、すれ違いが出来ずに自転車も降りて車道に出して引いているような状態である。
 この件については、南土木整備事務所に歩道の拡幅工事を要望したが、都市計画道路であるため、すぐに工事できないとの回答だった。交通に伴う命のリスクは全て住民が負うことになる。いつ頃であれば着手してもらえるのか、目安だけでも通知してほしい。
(小松区長)
 関係部署に伝えさせていただく。
(藤木委員)
 浜松市の組織図をみたが、危機管理監と各区が紐づけされていない。組織を見直した方がよいのではないか。
(小松区長)
 図の見方かと思うが、組織図としては、危機管理監、各部局、区において、区が切り離されていることはなく、並列でつながっているものである。危機管理監がすべての危機管理を担っているわけではない。危機管理における総括を行っている。危機にも様々な種類があり、それぞれの所管の部局が主体的に対応するもので、組織としてはすべてつながっているものである。
 この図については、書き方に誤解を与える表示になっているが、考え方としては、危機管理監と各部局、区はすべてつながっていると認識している。図については、確認させていただく。

5 その他

(1)文書配付方法の見直しについて
(2)地域の情報等について
(小楠副会長)
 先日、小中学生に高校生が勉強を教える「スタトミ」が開催された。高校生のコミュニティ・アシスタントが、富塚協働センターのコミュニティ担当職員と話し合い企画した。これまでは、コミュニティスクールの土曜講座で、教師を目指している大学生にボランティアで子供たちに勉強を教えてもらっていた。今回の場合は、高校生が中心となって行うのは初めての試みだった。静岡新聞やケーブルテレビの取材もあり、区長にも見学いただいた。3時間近く行ったが、前半は静かに集中して取り組んでいたが、後半は高校生たちが子供たちの質問に答えている様子が見られた。今後も月に1回程度開催する予定である。
 今週の日曜日に「ごみゼロフェスタ」が開催予定である。こちらも富塚中学校の中学生のボランティアが多く参加している。住民の方から始まったごみ拾いが、佐鳴湖全体の学校にも広がっていて、講演会を開いたり、子供たちが自由研究をしたりしながら、ごみについて考える催しが行われる。模擬店も子供たちが中心になって行っている。雑がみを持って行くとプレゼントもある。大人が企画するというよりも、子供たちが中心になって活躍している姿を地域の皆さんにも見てもらいながら、他の地域にも広がってほしい。
(稲垣委員)
 「江西地区防災講演会」について紹介させていただく。江西地区で30年弱くらい毎年119フェスティバルを秋に開催している。昨年は、江西地区の自主防災隊、自治会、婦人防災、地元の消防団が集まり催し物を行った。今年は講演会を実施予定である。講師は、トルコで発生した地震で実際に現地に行った総務省消防庁の方である。令和5年6月17日(土曜日)午前9時45分から浅間小学校の体育館で行うので、興味のある方は、ぜひ来場いただきたい。スマートフォン等カメラでの撮影はご遠慮いただきたい。
(山本道美委員)
 地域力向上事業について質問をしたい。令和5年度地域力向上事業の募集は終わったのか。
(区振興課)
 令和5年度の募集については、一次募集は1月末で締め切っている。二次募集については、6月以降に募集する予定である。
(小沢委員)
 私は、非営利型一般社団法人ここみに所属し、主に子育て支援に関わっている。浜松市の委託を受けて、市内3か所で子育て支援ひろばを運営している。中区板屋町で開催している「ここみ広場」は、地域支援事業の取りまとめ役をしている。地域支援事業では、広場の中だけではなく、関係機関との連携も行っており、今回紹介する「令和5年度第1回中区子育てネットワーク会議」はその一環である。今年度は、3回開催する予定である。毎回約70人参加しており、5人くらいのグループに分かれて交流している。毎回テーマを設けており、今回は「伴走型相談支援」としている。妊娠中のお母さんたちに面談して相談を受けるというもので、今まで抜け落ちていたところを手厚く支援していくものであり、妊娠中に発症する鬱などの周産期のメンタルヘルス不調の予防にもつなげていくものである。子育て支援の関係機関に興味がある方は、ぜひ参加いただければと思う。
(鈴木会長)
 地域の情報を多く挙げていただいた。委員の横のつながりをつくりたいので、賛同いただける方のみLINEの交換をできればと考えている。イベントの紹介や各活動の共有をしていければと思う。

(3)次回以降の開催日程について
 次回 6月28日(水曜日)午後2時から 防災学習センター 3階講座室
 7月  7月26日(水曜日)午後2時から 防災学習センター 3階講座室
 8月  8月23日(水曜日)午後2時から 防災学習センター 3階講座室

6 閉会

(区振興課長)
以上をもって、令和5年度第2回中区協議会を終了する。

 

令和5年6月28日

署名委員 内山 丈夫

署名委員 河合 銀平

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浜松市役所中央区区振興課

〒430-8652 浜松市中央区元城町103-2

電話番号:053-457-2210

ファクス番号:053-457-2776

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