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更新日:2024年1月1日

令和5年度 第6回中区協議会 議事要点

・開催日時

令和5年10月4日(水曜日)午後2時00分~3時17分

・開催場所

浜松市防災学習センター 3階講座室

・次第

1 開会
2 会長あいさつ
3 議事
(1)答申事項
ア 令和6年度区役所費の予算要求の概要について
(2)協議事項
ア 令和5年度中区地域力向上事業(助成事業)の提案について
4 その他
(1)徳川家ゆかりの資料展示収蔵施設整備事業について
(2)地域の情報等について
(3)まちを元気に!出張市長室について
(4)次回以降の開催日程について
5 閉会

1 開会

2 会長あいさつ

  • 鈴木会長から会議録署名人の指名・・・袴田委員及び藤木委員

3 議事

(1)答申事項
ア 令和6年度区役所費の予算要求の概要について
≪区振興課が資料に基づき説明≫
(鈴木会長)
 答申(案)について、ご承認いただける方は、拍手をお願いする。
―拍手多数―
(鈴木会長)
 ご承認いただいた内容で、区協議会として市長に答申する。

(2)協議事項
ア 令和5年度中区地域力向上事業(助成事業)の提案について
≪区振興課が資料に基づき説明≫
(区振興課)
 辻委員からの事前質問について回答する。
【質問】
 ・着物のフェスティバルの内容で、花魁・芸者姿・舞妓・振袖等の和の装いの披露となっているが、女性の和装のみの披露なのか。また、男性の和装については考えていないのか。
 ・浜松の地場産業である浴衣などの染、遠州織物などの普段着に用いられる着物素材についてはないのか。
 ・振袖のモデルの写真撮影などが文化レベルの底上げにつながるのか疑問がある。
【回答】
 ・男性の和装については、モデルをやりたいという男性の方がいれば、対応させていただく。
 ・当実行委員会は、美容師により構成されていることから、着付とヘアメイクの提供となる。今回の衣装はレンタル品を使用するが、浜松には注染染めや遠州紬があるので、今後、協賛企業から着物の提供があれば、検討する。
 ・来場者が、撮影した写真や動画を各種SNSへ投稿することで、子どもから大人まで、来場者以外の方にも和の装い(衣装やヘアメイク)の華やかさを感じてもらうとともに、改めて日本の伝統文化(着物など)に対し関心をもっていただけるものと考える。このため、来場者に対し、積極的に投稿していただけるよう周知する。
(藤木委員)
 この提案内容に反対ではないが、「浜松の文化レベルの底上げ」という言葉が使われている中で「花魁」や「芸者」の本質をご存知の上で使われているのか。国際都市を目指す上では、この文言は不適切ではないか。言葉の使い方には、慎重になった方が良いのではないか。
(区振興課)
 提案団体から今回のイベントのアピールとしては、「和の祭典」として、まず華やかさを前提におき、美容師で構成された団体であることから、ヘアメイク等について様々な方に興味を持ってもらいたいということで提案を受けている。いただいたご意見については、団体に伝えさせていただく。
(辻委員)
 モデルの写真を各種SNSへ掲載することについて、自分の所属団体では昨年、あいホールで着物についての文化講演として、男性と女性の正装の文化の違いをメインテーマに行った。その際にも振袖の写真撮影にあたっては、それだけを撮影に来た方がいて、制御するのが大変だった。モデルを市民から募集するとのことだが、モデルに対して、不特定多数の方から写真を撮られ、SNSに投稿することについて許可をとっているのか。着物は着たいが、投稿されるのは困るというモデルがいた場合、その方への許可をとるのか。撮影者の裁量で自身のSNSに投稿するのか。周りの写りたくない人も考慮してやることのルール作りをして行うのか。屋外の場合は、制御が難しいのではないか。モデル以外の人が写った写真が投稿された場合にトラブルにならないか。文化レベルを上げることへの答えがSNSへの投稿による発信だったので、危険や困る方への配慮などルール作りをしているのかが疑問である。実行委員のメンバーは美容師の関係とのことだが、撮影会をやる際の専門的な知識を持った方がいるのか。イベントの開催や情報の発信には、室内で小規模のイベントをやる際にも撮影の許可を必ず取る。新聞の記事になるような大きな写真の場合は、不特定多数の方の顔が写らないようにするなどの配慮が昨今の常識かと思う。モデル募集のチラシに特段注意事項が記載されていない。実行委員へ伝えるだけではなく、ルールについて市の方で確認する必要があるのではないか。
(区振興課)
 ルール作りについては、こちらで検討させていただく。
(袴田委員)
 着物を着たい人たちが集うイベントとは違うように感じた。参加料を払う参加者はどれくらいなのか。現在何人集まっているのか。参加者が集まらなかった場合、補助金額は変わらないのか。辻委員の意見にもあるように、SNSに投稿されることについては抵抗がある。
(区振興課)
 募集している参加者は、大人30人と子供10人の40人である。現在の参加者については把握していない。補助金は、現在の事業計画の上限の金額である。参加人数が減った場合など執行された経費が減れば補助金額も減る。
(鈴木会長)
 参加者の応募フォームを見る限りでも、注意喚起が足りないのではないか。未成年の参加もあるので保護者への確認も必要になる。小中学校でも学校行事の写真をSNSに投稿する際はとても大変で、子供の顔にモザイクをかけたり、後ろ姿で顔が見えないように加工している。承諾をいただいているから良いのではなく、事件事故につながることもあるので、応募フォームについて見直しを検討いただければと思う。SNSへの掲載や写真撮影の承諾についての項目を入れておけばよいのではないか。こうした配慮をいただければ、懸念されている部分が軽くなるのでは。悪い方向に繋がってはいけないので、厳重に慎重に対応していただければと思う。
(小松区長)
 皆様からいただいたご意見に対して、SNS掲載にあたって、写される人の同意が大前提になる。また、写り込んでしまった人については、辻委員からご提案があったように撮影場所を限定することや、掲載する前に個人を特定できないように加工するといった配慮をとるように主催者へ伝えていく。

4 その他

(1)徳川家ゆかりの資料展示収蔵施設整備事業について
≪企画課が資料に基づき説明≫
(企画課)
 辻委員、藤木委員からの事前質問について回答する。
【質問1】
 ・現在の大河ドラマ館を活用した整備で資料展示収蔵施設とのことだが、放送終了後解体撤去の予定で建てたドラマ館を絵画、工芸、文書などの重要文化財を含む収蔵品を展示、保管、維持をする設備が伴ったものにしていくために、かなりの費用及び専門的知識を要することについて、どのような計画になっているのか。また、始めるための準備よりもその後の管理維持の資金や人材などが、全国の博物館、美術館などで問題になっているが、それらをどのように考えているのか。
 ・運営は指定管理制度になる場合、単なる公共施設とは違った専門的な管理を求めた場合、浜松市以外の民間管理会社に指定管理、委託になり、浜松の文化のため、市民のための施設にならないのではないかと疑問に感じる。
【回答1】
 ・現在実施中の基本計画作成業務において、重要文化財を含む収蔵品の展示・収蔵に必要な構造・設備、また維持管理を含む運営方法等について、国資料や他都市の事例を調査・検討しているところである。
【質問2】
 ・費用対効果の提示がない。
 ・借り物の財宝で近郊の静岡・岡崎との差別化をどのようにしてイメージアップを図るのか。
 ・借り受ける財宝の金銭価値は明確になされるのか。損害保険の金額に影響する又損保の費用負担は。
【回答2】
 ・現在実施中の基本計画作成業務において、施設規模、概算事業費、展示内容、収蔵品の扱い等について検討しているところである。

(藤木委員)
 平成23年のセントラルパーク構想提言は参考にしているのか。セントラルパーク構想が頓挫した理由について伺いたい。
(企画課)
 セントラルパーク構想については、提案はあったが、市として採択をした認識はないと伺っている。現在は、浜松城公園長期整備構想があり、それに基づいて計画を策定している。
(藤木委員)
 平成26年の浜松城公園長期整備構想にも今回の計画はない。なぜ唐突に今回の構想が出たのか。
(企画課)
 資料の「2背景・経緯」で説明させていただいたとおり、ドラマ館の施設について市民等からドラマ終了後の継続利用を求める声があり、徳川家側からの話もあったので、今回の検討に至った。
(藤木委員)
 市民意見は、アンケート調査を行い数値化されているのか。
(企画課)
 数値化したものはない。
(藤木委員)
 民間において事業を行う際には、目的と目標を決める。今回の事業の目的と目標を明確にしていただきたい。
(企画課)
 事業の目的は、家康公ゆかりの地としての都市ブランドの向上による地域活性化を図ることである。この施設がどれくらいの数字を見込めるかについては、これからの調査・検討による。
(藤木委員)
 今年度、調査に予算が使われている。全体事業費として今後どれくらいかかるのか。
(企画課)
 建物の規模を含めて今回の調査の中で検討している。数字的な根拠を明確にして事業を進めていくために、今回の調査・検討を行っている。
(藤木委員)
 予算がついたということは、スタートしている。新聞記事によると、参考資料として静岡市歴史博物館は総事業費約60億円という数字が出ている。浜松において、今やらなければいけないプライオリティは何か、企画課として考えているか。
(企画課)
 事業を始めるにあたって、予算がついたから後戻りできないとは考えていない。どのような施設を設置できるのか、どのくらいの経費がかかるのかも含めて検討していきたい。
(藤木委員)
 市議会の中でこういった質問は出なかったか。
(企画課)
 浜松城公園長期整備構想との整合についての質問はあった。
(藤木委員)
 セントラルパーク構想策定のメンバーの中には、当時の企画調整部長も入っている。連携ができているか確認したい。セントラルパーク構想が頓挫された原因について究明しないまま進むのはどうか。今後どれくらい費用がかかるか分からない事業を継続するのはいかがなものか。市に寄贈されるものではなく、徳川家の所蔵品を展示するということは、もし損害した場合に賠償を税金で賄うことになる。こうした事業よりは、道路事業に使った方が良いのではないか。
(井口委員)
 徳川家ゆかりの資料展示収蔵施設整備事業について反対するものではない。浜松には、文化的なものが非常に足らない。美術館によく行くが、駐車場が非常に不便である。収蔵品についても、他の政令市に比べると見劣りする。予算の使い道は様々だが、既存の美術館等にも配慮していただきたい。
 浜松城は建てられてから60年近く経つが、石垣を含めた構造上の安全性が今のままで大丈夫か。調査は行っているのか。
(企画課)
 美術館等の既存の施設については、長寿命化の検討の時期にきていると聞いている。浜松城については、石垣等の調査は行っており、必要な措置はとっていると考えている。建物についても、随時必要な措置はとっており、現時点で建て替えについての構想は聞いていない。
(山本道美委員)
 市役所、浜松城、大河ドラマ館、美術館の辺りを浜松の文化的な集積地にする構想はあるのか。
(企画課)
 元城小学校跡地は浜松城公園長期整備構想において「賑わいと交流ゾーン」に位置付けられている。賑わいと交流ゾーンとして観光客等を誘引出来るような施設を検討している。現時点では、文化施設を集めるということまでは考えていない。
(山本道美委員)
 元城小学校の跡地にコンサートホールができるという噂があった。遺跡の調査をして20年後くらいという話だった。
(企画課)
 計画はない。
(山本道美委員)
 浜松は文化の拠点が少ないので、浜松市民に愛され、市外からも人が来ていただける施設が必要だと思う。建物はできたが、市民も訪れず経費だけがかかり老朽化していくのは一番避けなくてはいけないので、よく検討いただきたい。
(小楠副会長)
 名古屋出身である。浜松の友人を誘って名古屋市の徳川美術館に毎年行っている。雅な世界があるのと同時にドラマ館のお土産館とは違い、扱われているものは品格のあるものである。外に出れば、食事施設があり、綺麗な庭園も広がっている。名古屋を離れても毎年行きたいと思える施設である。浜松市美術館の駐車場が少ないのには驚いた。小さな都市でも、駅前に素敵な図書館ができていたりする。お金をかけなくても、文化力を上げる検討をしていただきたい。
(企画課)
 徳川美術館については、視察に行っている。他都市の良い事例を参考にしたい。
(鈴木会長)
 大河ドラマ館については、交通渋滞の問題があった。多くの方の来場を考える施設を建てるのであれば、駐車場の確保は重要になる。浜松城の周りに施設を集約させることにこだわらずに考えていただきたい。浜松城周辺の場合は、駐車場や交通計画も含めて検討いただきたい。
(藤木委員)
 セントラルパーク構想提言については、今でも参考になる。この構想を参考に計画を見直してもらいたい。
(企画課)
 セントラルパーク構想提言については、参考にさせていただく。現在、基本計画を策定しているため、効果等も含めて検討をしていきたい。計画をつくろうとしている段階であり、計画を見直しする段階ではない。

 

(2)地域の情報等について
(小沢委員)
 9月20日に第2回中区子育てネットワーク会議が開催された。想定以上の申し込みがあり、急遽会場を変更した。過去最多の97名の申し込みがあり、87名の方にご出席いただいた。テーマが「みんなちがってみんないい。発達支援について考えよう」で、こども園や保育園などの子供関係の職員、児童発達支援事業者、民生委員、市議会議員、発達支援関係の職員、行政職員、助産師、子ども食堂の方など多くの職種の方にご参加いただいた。アンケートもとらせていただき、満足度は97%だった。この会議を通して、90名近くの方が真剣に子供のことについて、職種を超えて考える場があるのが良いと感じた。子育てしやすいまちは、誰もが過ごしやすいまちに繋がっていくことを予感させる会となった。次回は、1月31日に予定しているので、またご案内させていただく。
(小楠副会長)
 10月29日に富塚協働センターで「富ックオアトリート」を開催する。子供たちを対象に若い世代や様々な地域の方に参加していただきながら協働センターが主催している。午前中には、仮装してごみを拾うイベントを行う。午後からは、協働センター内で模擬店等の企画がある。小中学校の保護者やコミュニティスクールが始まった時から手伝ってくれている高校生や中学生などの様々な世代の仲間たちと手作りしたものの販売も行う。ぜひ足を運んでいただきたい。

 

(3)まちを元気に!出張市長室について
≪区振興課が説明≫
(鈴木会長)
 中区協議会としてテーマを決めていきたい。各種団体から出席されているので、幅広い視野でテーマを考えていただきたい。
(区振興課)
 テーマについては、次回の協議会で決めていただきたい。事前にテーマについてのご意見があれば、10月24日までに事務局へいただきたい。

 

(4)次回以降の開催日程について
次回 10月26日(木曜日)午後2時から アイミティ浜松 2階大会議室
11月 11月24日(金曜日)午後2時から 市役所北館1階 101会議室
12月 12月20日(水曜日)午後2時から 浜松市防災学習センター 3階講座室

5 閉会

(区振興課長)
以上をもって、令和5年度第6回中区協議会を終了する。

 

令和5年10月26日

署名委員 袴田 智恵美

署名委員 藤木 克之

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浜松市役所中央区区振興課

〒430-8652 浜松市中央区元城町103-2

電話番号:053-457-2210

ファクス番号:053-457-2776

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