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更新日:2024年1月15日

令和5年度 第7回中区協議会 議事要点

・開催日時

令和5年10月26日(木曜日)午後2時00分~3時40分

・開催場所

アイミティ浜松 2階大会議室

・次第

1 開会
2 会長あいさつ
3 議事
(1)協議事項
ア 区再編後の区協議会の仕組み等について
(2)報告事項
ア 令和5年度静岡県総合防災訓練 中区本部訓練の実施報告について
4 その他
(1)まちを元気に!出張市長室(中区)の開催について
(2)地域の情報等について
5 閉会

1 開会

2 会長あいさつ

  • 鈴木会長から会議録署名人の指名・・・藤井委員及び藤野委員

3 議事

(1)協議事項
ア 区再編後の区協議会の仕組み等について
≪市民協働・地域政策課が資料に基づき説明≫
(藤木委員)
 区の再編によって現行の区協議会はどうなるのかという説明があることを期待していたが、地区コミュニティ協議会の説明が主であった。来年度からどのように対応したらよいか分からないため、現行の区協議会の変更点について説明してほしい。
(市民協働・地域政策課)
 区協議会を二層に分けることは、市議会との議論の中で決まってきた。区が3つになる以上、協議会は3つにならざるをえないが、地域の声をしっかりと聞いて市政に反映し、皆さんのご要望や困りごとをしっかりと市へ伝えていくためには、3つでは心許ない。これは皆さんも心配されるし、当局も議会も同様の認識である。
 市議会での協議では、今の7つの協議会の形を維持する案や、50地区の単位で協議会を構成する案、その中間の案など、色々なものがあった。その中で、これまでの十数年間の区政運営における7つの地域の枠組みを活かし、しっかりと議論する場が必要であるという結論に至った。
 今の区協議会は、市からの依頼事項や諮問事項についての協議が多く、市の方針を是認いただく機関になってしまっているのではないかというご意見もあった。一方で、市の附属機関である以上、諮問に対して答申をいただく機能は外せないため、この部分は代表会で協議することとした。
 7つの地域分科会では、市からの形式的な依頼事項に対する協議には時間をかけず、地域の皆さんから上がってきた議題や課題について、市への要望をまとめたり、地域の団体の皆さんが実施する事業の予算を確保したりということを議論いただく。
 現在の区協議会との変更点は、7つの地域分科会がボトムアップを中心とした議論の場になり、代表会では諮問・答申に係る部分を中心に議論することで、より地域からのご意見が活発に議論されていくという部分である。
(藤木委員)
 ボトムアップが中心になると、条例も当然変わってくるのではないか。
(市民協働・地域政策課)
 代表会と地域分科会の位置付けや権限、責務といった資料2-2「地区コミュニティ協議会について」のスライド11でお示しした赤い矢印の部分は、全て条例で規定されている。
(藤木委員)
 区が3つになったから二層化するという部分が理解できない。例えば豊田市の協議会は学区割で、簡潔に構成されている。
(市民協働・地域政策課)
 豊田市は地域自治区を設けて設置する地域協議会に近い形で構成されていると思うが、区協議会は政令指定都市だけに設けられた大都市の特例制度である。
 本来の附属機関は、学識経験者や専門家が委員となって議論いただくが、区協議会は地域に根差した皆さんが地域の状況を市に伝える場として設けられている。この基本的な機能に立ち返り、地域の皆さんが地域のことを市へ伝えていく場として区協議会を機能させたいという思いで地域分科会を設け、二層構造のフレームを整えた。
 運用においては、市の事務局や委員の皆さんをはじめ、地区コミュニティ協議会を構成する地域の皆さんがその部分を意識して取り組んでいく必要がある。今回、運用の仕組みまで作ったが、ここから先どのように進めていくかについては、取組の中で皆さんと一緒に意識を高めていきたいと思っている。
(藤木委員)
 少し理解できない。政令指定都市の制度について説明があったが、区協議会において政令指定都市の特権や特有の内容についての説明がなされていない。そうしたことを説明したうえで今回の説明がなされるべきである。浜松市が指定都市に合致しているかどうかを考えたときに、まだ田舎であって、そのなかでボトムアップの形がとれるかどうか。
(市民協働・地域政策課)
 議論が大きくなりすぎて、今回の内容と外れているように思われるため、ご質問を書面等でいただければ後日回答したい。
 中区協議会がどのように変わるかということについては、令和6年1月1日から北区協議会の三方原地区の5名の委員をメンバーに加え、中地域分科会を構成し、正副会長2名が中央区代表会へ出席することとなる。
(鈴木会長)
 中区協議会がどのように変わるのかを示した図が「区協議会運営マニュアル(案)」の27ページにある。三方原地区の委員が入って、中地域分科会が構成される。この中地域分科会が今の中区協議会の位置付けになる。二層式となるため、その上の代表会へ正副会長が出席する。
(藤木委員)
 説明はよく分かるが、委員になる前に過去の議事録を読んで一番心配していたのは、区協議会がガス抜き組織になっているのではないかということである。階層的な仕組みとしたことで、階段がもう一段上がってしまい、余計ガス抜き組織になってしまうのではないか。
(鈴木会長)
 また質問等を出していただき、市から回答をいただく形としたいが、いかがか。
(藤木委員)
 今の発言について回答をいただきたい。
(市民協働・地域政策課)
 議事録にも出ているが、現行の区協議会は機能していないということが特別委員会の中で最初に提示された。市当局としては、そうではないことをお示ししてきたが、区協議会から市へ書面で提出される要望数が年々減っていることを指摘された。
 それを受け、区協議会では書面ではなく口頭でも議論がなされていることから、土木や保育など市へ要望が出された件数を調べたところ、全区で年間100件も上がっていた。こうした実績を踏まえ、もっとしっかり地域のことを議論していただくために二層の構造とした。代表会で市からの諮問事項について協議していただき、地域分科会では地域の課題を話し合っていただく時間に充て、要望などにまとめていただく場とすることを考えている。
 ガス抜きの場や機能していないといった悔しいご意見に対しては、委員の皆さんもそんなことはないと力強く否定していただけると思うが、よりガス抜きの場ではない会議の構成にしていく必要があることから、今の形を作ったものである。
(袴田委員)
 今の話を聞いて、今までよりも地域の課題について話し合う時間が多くなる地域分科会になると感じている。資料「区協議会運営マニュアル(案)」の20ページに案件の棲み分けの記載があり、これまで中区協議会で協議してきたことが、案件によって代表会に行くものと地域分科会に行くものに分かれるということもよく分かった。ただ、地区コミュニティ協議会から地域分科会に上がってきた内容が地区の固有の問題点であったりすると、地域分科会では実態が見えなかったり、様子が分からなかったりするのではないかという心配がある。
 資料2-2、地区コミュニティ協議会についてのスライド12に「各種地域団体のキーパーソン」とあるが、どのような人なのか。また、スライド14の3に「エリアマネージャーと課題を共有し」とあるが、エリアマネージャーとは、どのような位置付けなのか。
(市民協働・地域政策課)
 キーパーソンについて、人物を特定しているものではなく、協働センターの職員が各地域で色々な団体と関わる中で適任の方を見つけ、その方にお話を聞きに行ったら別の方を紹介されるなど、広がりが出てくるものだと考えている。
 エリアマネージャーは、各区振興課で区協議会を所管しているグループのグループ長級の職員で、各協働センターのコミュニティ担当職員の相談役として協働センターと区役所のつなぎ役となっている。
(鈴木会長)
 地区コミュニティ協議会の立ち上げは、1月1日からではなく任意の時期でも構わないということであるが、立ち上げの時期が予算措置の時期に間に合わず、協働センターの運営経費5万円の予算措置がなかった場合、予算を特例で確保できるか。
 区協議会会長会議でも発言したが、地区コミュニティ協議会の代表者が地域分科会の委員となる運用の中で、後から地区コミュニティ協議会を立ち上げた場合に、その代表者は中地域分科会の委員定数25名とは別に足されていくと解釈してよいか。
(市民協働・地域政策課)
 予算については議会に諮るものであるが、事務的には来年度のいつの時期に地区コミュニティ協議会が立ち上がっても対応できるように動いている。
 地区コミュニティ協議会ができた場合に地域分科会の委員になっていくのは、経過措置が終わった後の令和8年からとなる。その間に現行委員に欠員が出たときには、地域分科会で協議し、地域コミュニティ協議会から委員を加えることもできる。
(鈴木会長)
 令和8年度からの中地域分科会の委員定数は20名であるが、その時に中地域の14地区全て地区コミュニティ協議会が立ち上がっていた場合、20名に14名をプラスできるのか、もしくは20名の中に14名を含めるのかで委員構成が大分変わってくると思うが、どうか。
(市民協働・地域政策課)
 条例では、委員定数の上限を20名とする規定となっているが、特に中地域については、14地区に加え、様々な活動団体があるため、議会からも同様の指摘があった。地区コミュニティ協議会の立ち上げの状況によっては、委員定数の条例改正を含めて検討しながら進めていく必要があることをご理解いただいている。
(藤木委員)
 協働センターの役割が相当重要になる。先日の週末に北部協働センターまつりに行ったが、とても盛況であった。こうした活発に活動している協働センターに対して、人員補強を考えているか。
(市民協働・地域政策課)
 全ての協働センターの再任用職員を、5年程度の期間を掛けて正規職員にしていくことを議会に約束し、動いている。その中で、さらに仕事が忙しくなることがあれば、これとは別に区の中での人員配置の仕組みの中で検討していくこともある。

 

(2)報告事項
ア 令和5年度静岡県総合防災訓練 中区本部訓練の実施報告について
≪区振興課が資料に基づき説明≫
(鈴木会長)
 私も消防団として現地に伺った。中央地区は自治会の数が多く、統率していくのは大変な地区だと感じたが、皆さん協力しながら活動されている姿を拝見し、有意義な訓練だった。

4 その他

(1)まちを元気に!出張市長室(中区)の開催について
≪区振興課が資料に基づき説明≫
(鈴木会長)
 事前に皆さんからいただいた案は資料のとおりだが、他にご意見はあるか。
(前嶋委員)
 資料の案2「中心街活性化のプラン」について、松菱の跡地を含めたプランを伺いたい。土地を買収して美術館や演芸場、コンサートホールなどの文化施設をつくることや、浜松の文化に貢献できるような企業を誘致するなどのプランがあるかを伺いたい。
(鈴木会長)
 松菱跡地はイベントが開催できるくらいの規模だが、なかなか活用できていない。ぜひ提案していきたい。
(小沢委員)
 子育てについてのテーマがあると良いかと思う。中区は広いので、子育て支援ひろばを行っているが、悩みの幅も広い。街中では、転勤族が多いので孤立する親子が多い。課題となっているのは、子育て支援ひろばは、税金で運営していて誰もが無料で利用できる良い資源だが、多機能化が進んでいない。親子の居場所としての機能はあるが、そこにプラスして、一時預かりができたり、行政手続きができたりすることが理想である。この先の浜松の子育て支援について、どのような展望を持っているのかについて伺いたい。
(辻委員)
 昨日、最高裁で戸籍の性別を変えることについての判決がでた。きっかけになったような形として、浜松の地方裁判所で行われた手術をしなくても戸籍の性別を変えることができることも影響されていると思う。そういったことが全国的に話題になっている中で、浜松市、特に中心のところで女性が活躍しているところが少ない。中区の中心的なことに関して、女性やマイノリティの方の意見を市政や中区の運営等にどのように活かしているのかを、こういった場だけではなく、浜松市民に対して明確な意思表示等ができないかを意見として伺いたい。先日、副市長に市職員OBの3名の男性になるという記事を読んだ。そこに女性やマイノリティの方の意見が聴けるような中枢にはまた入れなかったのかと少し残念な気持ちだった。そこも含めて、多様性ということをどのように求めているのか、どのように進めていこうと思っているのかを確認したい。
(山本道美委員)
 コロナの影響で、文化系への予算が大幅に削られた。小学生が音楽を発表する場がほとんどなくなってきている。浜松は「音楽のまち」と言われているのに、一番大事な子供たちの音楽の場を削ることに対して、もう少し予算や支援をいただければと思う。文化は一度途絶えると復活に何十年もかかる。ここが今「音楽のまち」を確保できる正念場ではないかと思っている。中区というよりは市全体の話にはなるが、ぜひ市長に伺いたい。
 市長は4月に選挙で当選されてから、様々な場面で、多くの方のご意見・ご希望を伺っていたかと思う。市長から中区への要望、「中区だからこそ、こういうことを望みたい。こういったことをしてほしい」というものがあったら、逆に市長に伺ってみたい。
(小楠副会長)
 先月の協議会にて文化的な施設の話があったと思うが、先日、浜松出世パークの葵広場で開催された「家康楽市」に知り合いの方が参加していたので行ってきた。天気にも恵まれ、久々に大勢の方が集まって楽しそうに活動している光景を目の当たりにした。お店の方の出店だけでなく、学校の給食のパワーフードなど多くの方が参加していた。食べ物だけでなく、歴史の磯田先生と徳川宗家第19代当主徳川家広氏のトークショーもあり、興味を持って勉強している方もいた。その時に初めてバスの団体で訪れた方が見学に来ている光景を見た。様々な形で皆が中央の広場をもっと活用できて、色々な企画ができればと思った。帰宅後に調べたところ13年間開催していたパワーフードが今年度で終了となっていた。こういった企画が来年度できないことに対して非常に残念だと思った。こういった街中に家族連れで訪れることができるような企画ができればと非常に感じた。先月の協議会でも様々な意見が出たが、うまく活用して市民が安心して訪れることができる場所になればと思う。
(鈴木会長)
 多くのご意見をいただいた。今出ているテーマとしては「中心街の活性」、「安心して子育て(支援)ができるまち」、「多様性のまち(男女共同参画で色々な活動ができるかということ)」、「文化振興(音楽のまち)」、「中心街において食と文化で皆が集うようなまちに」といったものである。質問については、事前にお渡しして、当日市長から回答いただく形か。
(区振興課)
 時間が60分と限られている。昨日、天竜区でも出張市長室が開催され、目安としては1人5分程度になる。市長からの回答も含めると10分になるため、多くても6人になる。テーマは大きく広げていただき、内容については、先ほどお話していただいたことを伝えていただくような形でも良いかと思う。
(鈴木会長)
 市長に投げかけるには、どのような形がよいか。
(藤木委員)
 事前に質問を投げかけて、書面で回答してもらうのはどうか。当日は、直接対話ができればどうか。
(鈴木会長)
 藤木委員からご提案があったように、質問が多ければ、事前に質問を投げかけて書面で回答いただき、当日は何点かの質問を代表でさせていただく形をとるのはいかがか。
(小松区長)
 皆様から様々なテーマのご提案があったが、それらを全て収斂して大きなテーマにして議論ができればと思うがなかなか難しいかと思う。そのため、このやり方が良いかは持ち帰って確認させていただきたいが、会長に総括していただいた5本のテーマを事前に市長へ通告し、回答を市長が行い、それに対して例えば提案された方1ないし2名程度が簡潔にご意見いただくということで、順次お答えいただくような形で60分できればと思う。1つのテーマで意見交換という形にはなりにくいかもしれないが、このような形で進めても良いかは持ち帰って検討し、次回の区協議会にて報告し確認させていただきたい。
(鈴木会長)
 区長からご提案があった形で検討していただきたい。まちを元気にすることが、今回の出張市長室のテーマにもなっているので、中区としてのテーマをつくっていきたいと思う。

 

(2)地域の情報等について
(辻委員)
 男女共同参画に関するお知らせを4点させていただく。
 1点目は、11月4日と5日にあいホールにて「あいホールアニバーサリー」を開催する。今年は10周年になる。協働センターまつりのように、日頃あいホールを利用していただいている方の活動発表などを行う。お時間があれば、ご来場いただきたい。
 2点目は、10月1日から浜松市役所、中央図書館、あいホールの3つの施設でトイレの個室に生理用ナプキンを提供できる機械を設置した。急に体調不良になった方や貧困等で生理用品が思うように手に入らない方のために設置し、3月まで実証実験をしている。女性用トイレに設置されているので、こういう機械があることを知っていただきたい。
 3点目は、12月15日に浜松市と21世紀職業財団が共催で「『チーム力向上×多様性』持続可能な働く環境づくり~ダイバーシティ交流会in浜松~」をオンラインで開催する。パネルディスカッションでは、浜松市内で女性や多様性の職員を採用している企業の方が登壇する。あいホールではライブビューイングを行う。興味がある方は、お申込みいただきたい。
 4点目は、あいホールでは「ジェンダーめがねで地域を見てみたら」という講座を開催している。地域で活動する「あいゆうねっと」の登録団体が講師となって、日頃の活動をジェンダーの視点で見るとどのように見えるか、どういった問題点があるかについて考える講座となっている。10月の講座は終了したが、あと3回予定しているので、興味がある方は、ぜひご参加いただきたい。

 

(3)次回以降の開催日程について
次回 11月24日(金曜日)午後2時から 市役所北館1階 101会議室
12月20日(水曜日)午後2時から 浜松市防災学習センター 3階講座室
1月24日(水曜日)午後2時から 浜松市消防局 6階ホール

5 閉会

(区振興課長)
以上をもって、令和5年度第7回中区協議会を終了する。

 

令和5年11月24日

署名委員 藤井 まどか

署名委員 藤野 直也

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浜松市役所中央区区振興課

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電話番号:053-457-2210

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