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更新日:2024年1月1日

令和3年度 第4回中区協議会 議事要点

・開催日時

令和3年9月29日(水曜日)午後2時00分~4時05分

・開催場所

市役所 北館1階 101・102会議室

・次第

1 開会
2 会長あいさつ
3 区長あいさつ
4 議事
(1)諮問事項
ア 令和4年度中区役所費の予算要求の概要について
(2)協議事項
ア 第3次浜松市子供読書活動推進計画(案)のパブリック・コメントの実施について
イ 第11次浜松市交通安全計画(案)のパブリック・コメントの実施について
ウ 蜆塚遺跡保存活用計画の策定について(中間報告)
(3)報告事項
ア 令和3年度中区地域力向上事業「市民提案による住みよい地域づくり助成事業」二次募集の選考結果について
イ 元城小学校跡地の発掘調査成果について
5 その他
6 閉会

1 開会

2 会長あいさつ

3 区長あいさつ

  • 鈴木会長から会議録署名人の指名・・・原田直子委員及び森口真紀子委員

4 議事

(1)諮問事項
ア 令和4年度中区役所費の予算要求の概要について(区振興課)
≪区振興課が資料に基づき説明≫
(山田委員)
 浜松市は7区あるが、中区の数字のみの資料では意見が申し上げにくい。他区の独自経費の額と、人口当たりの要求額が分かるような資料があると意見が出しやすい。
(区振興課)
 他区については独立して建物があるため、庁舎運営管理費等が計上されていたり、協働センターの数も中区の半分位となっていたりするため、比較が難しい。
(山田委員)
 例えば地域力向上事業等の共通項目については、比較することができるのではないか。
(区振興課)
 少しでも分かりやすい資料を提供したいと考えるが、区によって協議会の開催時期が異なるため、統一するのが難しい。決算値としてお示しするのは可能であると考えるが、決算額の認定時期ともリンクするため、事務局で検討し、分かりやすい資料提供に努めていきたい。
(鈴木会長)
 諮問事項であるため、次回の協議会で答申をまとめたい。今回の資料内容で適正であると認めていきたいと思うがよろしいか。
 ―異議なし―

(2)協議事項
ア 浜松市子供読書活動推進計画(案)のパブリック・コメントの実施について(中央図書館)
≪中央図書館が資料に基づき説明≫
(中央図書館)
 事前質問を受けていたため回答する。
(山田委員)
【質問】
(1)第3次浜松市子供読書活動推進計画(案)資料の29から33ページに記載された計画後半とアンケートに見る現状と課題について、活動項目の課題を明確化して表現していただけると分かりやすい。課題が明確化されないと、次期計画における対策の妥当性を評価しにくいと思われる。
(2)同資料41から47ページに各指標が記載されているが、令和2年度ないし3年度の目標値を教えてほしい。
(3)同資料54ページの「図書標準」について説明をお願いする。
【回答】
(1)すでに郵送等でパブリック・コメントのご意見をいただいているため、それらと合わせ、検討事項として扱わせていただきたい。
(2)昨年度および今年度はコロナ禍であり、流動的な社会情勢であったため、短期的な目標を掲げることが大変困難となった。そこで、今回は計画期間の最終年度である令和13年度の目標を設定し、計画の最終目標に向けて、どのような取り組みを行っていくかという視点で策定した。最終年度までの間には中間年を設け、進捗状況の確認、見直しを図る事を考えている。
(3)平成5年度に文部科学省から各都道府県の教育委員会に、「学校図書館図書標準の通知について」というものが出された。これは、公立の義務教育の各学校において、学校図書館の図書の整備を図る際の目標として設定された蔵書冊数の目安となるものである。学級数によって様々な目安が示されており、文部科学省のホームページに詳しい一覧が載っているため、確認していただければお分かりいただけると思う。
(袴田委員)
【質問】
 学校図書館補助員について、勤務時間数に制限があると聞いたが、子供が在校している間は常駐していられるのかを知りたい。また、補助員の働きかけで、保護者を巻き込んだ活動も増え、子供が卒業後も地域住民として活動を続けているという話を聞く。学校の図書館に補助員が配置され、多くの活動をしていることを広く知らせてはどうか。
【回答】
 教育委員会に確認した所、学校図書館補助員の活動時間は週12時間以内、1日3時間程度であるとの事であった。子供達が在校している間、常駐しているというわけではないが、各学校で学校図書館の資料を活用した学習や利用指導を計画的にカリキュラムに組み込むことにより、学校図書館の利用に支障をきたさないようにしているとの事である。また、浜松市では全ての公立小中学校に学校図書館補助員が配置され、子供達の読書活動の推進に尽力いただいている。このことについては、各自治体から視察があった際や、各種会議及び講座開催の際に触れさせていただいている。また、今回の計画(案)の中にも学校図書館補助員の役割について記載させていただいているため、広くご覧いただきたい。
(村井委員)
【質問】
(1)資料29ページに中学生・高校生の市立図書館利用者登録率があるが、「利用者登録」とはどのような制度なのか。高校生が図書館の読書室を使用しているのをよく見かけるが、この数字に入っているのか。
(2)資料31ページに「以前に比べ読書に親しむことが減っている」と感じる人の割合が6割を超えているとある。学校の指導要領はどの様になっているのか。また学校推薦図書はあるのか。
【回答】
(1)「利用者登録」とは、浜松市の場合、利用者カードの登録を希望される方が所定の用紙に自身の個人データを記入し、身分証明書と共に窓口に提出。データ入力後、個人データと紐づけられた利用者カードを1人1枚発行するというものである。高校生の読書室使用については、この利用者カードが必要となるものではないため、利用者登録率の数字には含まれていない。
(2)現行の学習指導要領では、主体的・対話的で深い学びの実現に向けた授業改善が重要な視点のひとつとなっている。学校図書館の計画的な利用や活用、市立図書館や博物館等の地域の施設の活用による学習活動の充実を推進することが示されている。また、本等の種類や配置、探し方について指導する等、児童が必要な本を選ぶことができるよう配慮することについても示されている。指導要領には、子供達に身に付けてほしい能力に合わせて、具体的な読書活動についても盛り込まれている。学校推薦図書についてだが、資料45ページの「学校等の必読図書、推薦図書の設置割合」で指標が示されており、令和3年度は小学校で88.7%、中学校で24.5%、高等学校で64.3%となっている。

以上が事前に受けていた質問の回答である。

(山田委員)
 読書活動の今後の計画については今後の検討事項としていくとの回答であったが、来年1月の結果公表の際に確認できるということになるのか。
(中央図書館)
 そうである。
(山田委員)
 目標値について、10年前に立てた目標があると思うが、その目標に対する令和3年度の達成値を教えて欲しい。目標に対してどこまで達成されているのかが資料では分かりにくい。
(中央図書館)
 第2次計画については、最終年度が今年度となるため、後日一覧でお示しする。
(山田委員)
 図書標準は生徒数に応じた蔵書冊数の目安であるとの事だが、その一項目だけなのか。
(中央図書館)
 生徒数ではなく、学級数に応じて示されている。
(村井委員)
 図書館の資料室には非常に良い資料がたくさんある。本は貴重なものであり、読む前には必ず手を洗い、汚くならないように上の方をめくるよう言われた。そういう事も指導していただきたい。
(中央図書館)
 中央図書館2階には郷土資料室があり、多くの資料が取り揃えられている。子供が深く学ぶ上で、活用いただきたい資料もそろっているため、働きかけを進めていきたい。現在、年1度ではあるが、調べ学習講座を市内各図書館で実施している。その際に郷土資料室の紹介もしている。
(井口委員)
 読書のバリアフリーに向けた取り組みで、中央図書館には大活字本等があるが、発達障害の子供を持つ知り合いの方から、漢字が読めない、文字が羅列していると文字が全て目に入ってきてしまい読めない等、いろいろな症状があるという話を聞く。本を読みたいという興味はあるが、対応がされていないので読めないとの事だが、このような障害のある方に対しての特別な取り組み等はあるか。
(中央図書館)
 読書バリアフリー法を受け、昨年度から今年度にかけ、中央図書館および城北図書館を会場に、読書バリアフリー機器および資料の展示会と体験会を行った。読む行の前後の行を隠さないと文字を読めないという症状は、子供だけではなく大人にもあるため、リーディングトラッカーを図書館窓口に備えている。また、読書に対する困難が多様化している現状があるので、LLブックやマルチメディアデイジー図書を徐々に揃え始めている。LLブックについては、各図書館に備えている。マルチメディアデイジー図書については、著作権等の問題もあるため、現在は中央図書館のみの取扱いとなる。お困りの点は中央図書館にお問い合わせいただければ対応する。
(井口委員)
 一般の方への周知はされているのか。
(中央図書館)
 ホームページ等で周知を進めていきたい。
(小楠委員)
 富塚小でコミュニティスクールのコーディネーターをしているのだが、保護者にボランティアの募集をかけると、図書ボランティアが一番多く集まる。コロナで学校の授業数が少なくなっており、今年度については、今まで単一学年や単一クラスで行っていた読み聞かせを、週に1回、昼休み時間に体育館で行っている。保護者に様子を確認した所、学年が様々なため、どのような本を読み聞かせたらよいのかが難しく、また広い空間で子供達を集中させる事が難しいとの声があった。富塚小では、たくさん本を読んだ子の発表をしている。富塚中でも朝に読み聞かせを行っていると聞いた事がある。参考にしていただければと思う。
(森口委員)
 先ほどの村井委員の質問でも触れていたが、中高生の利用者登録率がかなり低いということで、今後中高生への働きかけは何か考えているか。
(中央図書館)
 昨年度より情報活用講座として、中央図書館の参考図書室を主な会場とし、調べ学習やレポート作成に必要な資料の紹介及び資料をまとめて論文に起こすためのスキルについて学ぶ講座を、外部講師を招いて行っている。図書館は本を静かに読むだけ、本を借りるだけの場所ではなく、調べものを行う場所としての活用もできるということを周知していきたい。
(鈴木会長)
 これだけたくさんの意見が出てくるので、関心がある方が多い事が分かる。

イ 第11次浜松市交通安全計画(案)のパブリック・コメントの実施について(道路企画課)
≪道路企画課が資料に基づき説明≫
(道路企画課)
 事前質問を受けていたため回答する。
(鈴木会長)
【質問】
(1)自転車事故の多くは10代に集中しているとあるが、各高等学校に出向いての安全教育はどの程度行っているのか。
(2)高齢者の事故死亡者数割合が5割とあるが、高齢者に対してどのような指導が行われているのか。
【回答】
(1)令和元年度のデータとなるが、交通安全教育として64回実施し、約1万6千人が参加している。高校生の約3分の2が受講している。また、スタントマンが自転車事故を再現する講習も一部で行っている。これらは交通安全協会等が実施しているものだが、高校生もサイクルマナー向上委員会というもので街頭啓発運動を行っている。令和3年度は浜松商業高校や浜松城北工業高校等が取り組んでいる。
(2)高齢の歩行者について、夜間や早朝のウォーキングの際に反射材や点滅ライトを持っていただき、少しでも事故リスクを回避できるようお願いしている。高齢ドライバーについては、交通安全協会と連携し、運転適性検査器を使用しながら、運転能力の測定をしている。また、サポカー体験会等を通じて、衰えた部分を補ってくれる装置の紹介もしている。
(袴田委員)
【質問】
(1)ゾーン30対策はどのような道路で実施するのか。小学生の通学路で、抜け道となっていると思われる道路にゾーン30の表示ができないか。
(2)右折専用矢印と時差式信号はどのように決めて設置しているのか。また、一旦停止の取り締まりはよく見かけるが、交差点に黄色や赤信号で侵入する運転手の取り締まりはしているのか。
(3)逆走車について、運転手に誤りを知らせるにはどうしたらよいか、また自分が逆走してしまった場合の対処方法は。
【回答】
(1)生活道路の安全対策としてのゾーン30は、警察が主体となり、主に学校周辺を指定している。指定には速度規制等を伴うため、地域の方の合意が必要となる。浜松中央警察署等に一度ご相談いただきたい。
(2)十字交差点等、右折車が多く、青信号だけではさばききれない箇所に矢印が出る信号を設置している。また、出会い頭の事故が多い箇所にも設置しているとの事である。黄色や赤信号で侵入する運転手の取り締まりについては、白バイやパトカーが市内を巡回し、その都度取り締まりを行っているとの事である。
(3)まず自分が逆走した場合だが、昼間であってもヘッドライトやハザードランプを付け、相手に状況を知ってもらい、路肩等の安全な場所に停車後、交通状況を確認した上で車から降り、安全な場所に避難する。逆走車両を見かけた場合は、パッシングやクラクションを鳴らすなどし、相手に分かってもらうようにする。この辺りの事についても、交通安全教室で周知していきたい。
(村井委員)
【質問】
(1)浜松市交通安全対策会議はどの程度の頻度で開催されているのか。また、審議内容はどのようなもので、活用はされているのか。
(2)浜松市交通安全条例第20条に規定されている「特別委員」は、任命活用された例はあるか。
(3)本計画は「浜松市総合交通計画中間年(2020)改定版」及び「浜松市地域公共交通網形成計画」も参考にしているのか。
(4)通勤は公共交通機関利用が原則ではないかと考えるが、企業に通勤方法についての指導はしているのか。
(5)道路改修等のハード面より、人的ソフト面での改善が必要であると考えるが、令和元年度までは見る事ができた町内別人身事故起因者数一覧が令和2年度から非公開となった。犯人捜しではなく、身近な現実を知らせることが事故減少の大きな要因になると思うので、対策会議で警察に交渉いただけないか。
【回答】
(1)同会議は計画作成年に委員を選出し、計画案の作成時と決定時の2回開催している。まず事務局にて作成した素案を審議していただき、その後、パブリック・コメントでお寄せいただいた意見を踏まえた計画案を審議いただき、決定していくという流れとなる。
(2)前回の計画では鉄道交通も含めた計画としていたため、JRや遠州鉄道等を特別委員として任命し、計画策定までの会議に参加いただいた。今回の計画は道路交通に特化したものなので、特別委員の任命はしていない。
(3)今回の計画についても、ご質問にある両計画を踏まえている。本市は自動車依存度が高い状況のため、本計画策定においても公共交通機関の利用促進を重要施策のひとつとしており、浜松版MaaS構想等も挙げている。
(4)企業への通勤方法についての指導は行っていないが、渋滞緩和および朝夕の交通事故削減のため、時差出勤のお願いをしている。
(5)静岡県警のホームページに事故の危険箇所が分かるマップが掲載されている。また、ホンダ技研がセーフティマップというものをホームページで無料公開しており、急ブレーキの多い箇所等を掲載している。今後通学路等で活用いただけるよう周知していきたい。
(道路企画課)
 また、警察の指導および取り締まりが必要ではないかとのご意見をいただいているが、警察の指導等はルールを守らないドライバーに対する抑止力に有効であると考えている。本計画でも交通指導・取り締まりの推進を位置付けている。高校生等の自転車通学について、警察や交通安全指導員による指導・取り締まりができないかという意見については、警察や交通安全指導員が朝夕の通学時に、スマホ運転、ヘッドホン着用、並走走行などの危険運転をしている高校生等に対して指導をしている。指導した内容を記載した自転車指導カードをその場で渡し、その控えを警察署で保管。学校の教員が警察署に出向き、誰にカードを渡しているのかを閲覧し、学校での交通安全指導に役立てている。
(山田委員)
【質問】
(1)本計画は基本計画であると思うが、実施計画は必要ないのか。
(2)浜松市の個別計画は80件近くあると思う。実施計画がない個別計画が半分近くあると思うが、有無の違いはどのような判断に基づくものなのか。
【回答】
(1)浜松市交通事故防止対策会議において、本計画の内容を踏まえ、各年度における取組内容や過年度の取り組み結果を整理している。これが実施計画に当たるものである。
(2)明確な判断基準は不明である。大綱的なものもあるし、基本計画と実施計画が一緒になっているようなものもあると思う。

以上が事前に受けていた質問等の回答である。

(鈴木会長)
 協議事項ウについては、報告事項イと合わせて後ほど説明いただく。

(3)報告事項
ア 令和3年度中区地域力向上事業「市民提案による住みよい地域づくり助成事業」二次募集の選考結果について(区振興課)
≪区振興課が資料に基づき説明≫
―質問・意見なし―

(2)協議事項
ウ 蜆塚遺跡保存活用計画の策定について(中間報告)(文化財課)
≪文化財課が資料に基づき説明≫
(文化財課)
 事前質問を受けていたため回答する。
(村井委員)
【質問】
(1)蜆塚(貝塚)と復元家屋の両施設は老朽化しているが、どのように再現するのか。
(2)出土品の展示場はどのようにするのか。
(3)浜松市博物館との回遊性は考えているのか。
(4)国指定史跡としての蜆塚遺跡の認知度を高めるため、方策を検討しても良いのではないか。
【回答】
(1)発掘された貝塚の断面を薬品で固め、そのままの状態が見学できる貝塚断面保存施設というものがある。昭和30年代に整備されたもので、文化財保護上も大変貴重な施設であり、後世にも残すべき重要な施設と位置付けている。階段等の老朽化が進んでいるものについては改修等を検討する。貝塚保存施設は来訪者に分かりにくい施設のため、縄文時代の景観を再現するという意味でも施設を阻害している老朽化した柵を撤去し、貝塚の範囲について分かりやすい表示を検討する。復元住居については、何度かの建替えを得て、現在も健全な状態を保っている。
(2)(3)の質問については、双方関連があるため、まとめて回答する。
 出土品は蜆塚遺跡に隣接する浜松市博物館の特設コーナーにて展示している。今後も博物館の展示内容を充実させる上でも、遺跡の情報を今以上に魅力的に伝える事が必要であると考えている。具体的な展示内容については、現在進めている蜆塚遺跡の保存活用計画の中で検討を進めるほか、今後取り組んでいく博物館リニューアル構想の中でも随時取り上げていく。
(4)蜆塚遺跡は昭和30年代に行われた発掘調査にて、貝塚を伴う集落遺跡の典型的な在り方が明らかになったものである。住居跡や人骨が伴う墓地、豊富な自然環境が伺える貝塚の詳細等が発掘調査で判明している。出土品についても翡翠を用いた宝石や骨角器、土偶や石棒等の縄文時代の精神生活を示す遺物が出ている。様々な生活雑器も出土している。このように多岐に渡るものが豊富に出土している事が注目できる。縄文時代の遺跡や遺物がこれだけ豊富にみられることについては、蜆塚遺跡が東海地方随一であり、また、市民が誇るべき貴重な郷土の財産であると評価できる。しかしご指摘にあったとおり、近年その価値について充分に伝えられていないと分析している。保存活用計画の作成を通じ、蜆塚遺跡の再評価も進めている。この調査結果を基に、今後市民のみなさまにも広く蜆塚遺跡の価値を体感していだけるような事業を進めていきたい。

以上が事前に受けていた質問等の回答である。

(村井会長)
 教育的見地からも周知をお願いしたい。
(小楠委員)
 博物館の方に出張講座で来ていただき、体育館の通路に縄文時代の土器の破片等を並べていただいたり、地域の家族で火起こし体験をしたりした。勾玉作り体験も行った。こういう出張講座を学校や地域で行えば、周知できるのではないか。参加者にとってもよい体験となる。
(文化財課)
 今お話しいただいた講座は、学校移動博物館といい、博物館の職員が博物館の資料と共に学校へ出向き、そこで子供達に歴史に直接触れてもらったり、地域の歴史を学んでもらったりする企画である。年間約10校ということで制限はあるが、行く先々で好評をいただいているため、今後も続けていきたい。

(3)報告事項
イ 元城小学校跡地の発掘調査成果について(文化財課)
≪文化材課が資料に基づき説明≫
―質問・意見なし―

5 その他

(1)地域の情報等について
(区振興課)
 協議会案件以外の質問・意見をいただいているため紹介する。
(袴田委員)
【質問】
(1)ごみ集積所の看板設置は必要なのか。
(2)ごみ集積所の設置について、水路上に蓋をして、その上に集積所を設置することはできないか。
(3)自宅近くの防火用水を兼ねた緑地帯の除草作業について、作業状況を市で確認しているのか教えてほしい。
【まちづくり推進課より回答】
(1)ごみ集積所の維持管理は自治会にお願いしている。市ではごみ集積所の維持管理・保持のために、看板を作成し、自治会に配布している。その看板を付けるか付けないかについては自治会の判断となる。
(2)ごみ集積所の移設および新規設置については、自治会にご相談いただきたい。自治会から北部収集センターに相談していただくという流れとなる。河川へのごみ集積所の設置については、南土木整備事務所にご相談いただきたい。
【区振興課より回答】
(3)道路や河川等の行政財産に属さない部分を普通財産と呼んでいるが、普通財産の管理については区振興課で除草作業等をしている。概ね年2回実施しており、作業の際には委託契約を業者と結ぶのだが、作業前に現状の写真を撮影し、作業後についても写真を撮影してもらい確認したり、現地まで職員が出向いて確認をしたりしている。委員ご指摘の緑地帯については、道路と道路の間に存在するものであるため、所管を確認した所、南土木整備事務所の管轄であった。南土木整備事務所で委託契約をし、業者による除草作業が行われているとの事であった。市民の要望が入った場合に、除草作業に入るというケースもある。除草作業については、市で対応している部分と、自治会を通して地域にお願いしている部分等がある。ご協力に感謝申し上げる。
(袴田委員)
 除草については、周りの方がきれいになったと思える業者を選定いただきたい。
自身が所属している保護司会で毎年実施している作文コンテストに、富塚協働センター地区の学校から応募があった。そこに、富塚協働センター主催のあおぞら協働センターに参加した事で地域の人と知り合いになり、つながりができたという事が綴られており、地域に役立てることがあれば自分もやっていきたいとあった。協働センターの活動が子供達の心に種を蒔くきっかけになっていると感じ、他にも広まるとよいと思った。
三方原霊園の墓地について、墓地の管理が大変行き届いている。ごみの分別も具体的に表示されており、とても分かりやすい。感謝している。

(2)10月の中区協議会の開催日程について
 ≪次のとおり決定≫
 次回 10月11日(月曜日)午後2時から 全員協議会室
(区振興課)
 次回の協議会冒頭で区再編の中間報告を行う予定である。事前質問等については、10月5日(火曜日)までにお願いしたい。

(3)今後の中区協議会の開催日程について
 ≪次のとおり決定≫
 11月 11月25日(木曜日)午後2時45分から 101会議室
 午後1時20分から、浜松学院高校にて交通安全教室に参加予定。
 12月 12月22日(水曜日)午後2時から  防災学習センター

6 閉会

(区振興課長)
 以上をもって、令和3年度第4回中区協議会を終了する。


令和3年10月11日

署名委員 原田 直子
署名委員 森口 真紀子

 

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お問い合わせ

浜松市役所中央区区振興課

〒430-8652 浜松市中央区元城町103-2

電話番号:053-457-2210

ファクス番号:053-457-2776

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