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更新日:2022年11月1日

令和4年度 第6回中区協議会 議事要点

・開催日時

令和4年9月28日(水曜日)午後2時~3時48分

・開催場所

市役所 北館1階 101・102会議室

・次第

1 開会
2 会長あいさつ
3 区長あいさつ
4 議事
(1)諮問事項

ア 令和5年度中区役所費の予算要求の概要について

(2)協議事項

ア 浜松市DX推進計画(案)のパブリック・コメントの実施について
イ 中区協議会推薦会委員の選任について

5 その他
6 閉会

1 開会

2 会長あいさつ

3 区長あいさつ

  • 資料確認
  • 鈴木会長から会議録署名人の指名・・・小楠佳子委員及び加藤登み江委員

4 議事 

(区振興課)
 本日の協議会に先立ち、市民活動表彰中区区長賞の受賞団体「富用品市ピタゴラス富塚」の表彰式・発表を行う。表彰式・発表終了後、区協議会を再開する。

(1)諮問事項

ア 令和5年度中区役所費の予算要求の概要について(区振興課)

≪区振興課が資料に基づき説明≫

(鈴木会長)
 諮問事項であるため、次回の協議会で答申をまとめたい。今回の資料内容で適正であると認めていきたいと思うが良いか。
 ―異議なし―

(2)協議事項

ア 浜松市DX推進計画(案)のパブリック・コメントの実施について(デジタル・スマートシティ推進課)

≪デジタル・スマートシティ推進課が資料に基づき説明≫

(山本委員)
 デジタル化で業務の効率化が進むことにより、市の人件費削減に繋がるようにはなるか。
 また、書かないワンストップ窓口の推進について、市が要件を聞き取りつつ届出書等を作成後、本人が内容を確認し問題なければ手続が完了となるとのことであるが、確認後データの修正が必要になる場合も生じてくると思う。手書きであれば修正が出来るが、データ化してしまった場合においても修正は可能なのか。
 マイナンバーカードの利活用については、現状作っても活用の場があまりないと感じており申請していない。マイナンバーカードについては国の施策であろうが、利活用方法について市が独自で広げることは出来るのか。
(デジタル・スマートシティ推進課)
 デジタル化への取組によって、市民の利便性が増すもの、業務の効率化に繋がるもの、もしくはその双方に資するものがあると考えている。行政手続きのオンライン化については、市役所に来なくても手続ができるようになるため、市民の利便性向上に資するところが大きい。現在、オンライン申請の中には、一度印刷して審査をしている事務もあるが、将来的にオンライン申請されたものについては、デジタルデータとしてシステムに取り込むことでその後の処理が効率化される形を目指している。今後、人口減少や少子高齢化が進むことで新たな課題や行政ニーズが生まれていくことも予想される。そこでシステムなどで効率化出来ることは効率化していき、新たな行政課題に対応していきたい。
 二点目の書かないワンストップ窓口については、申請内容をデータ化した後、申請者に内容確認し、修正が必要なものはその時点で修正し申請が完了する。手書きで申請されたものについても職員が確認し、修正が必要なものは申請者に確認・修正し、システムに入力し管理をしており、その点については変わりない。申請者への確認を丁寧に行いながら進めていきたい。
 マイナンバーカードの利活用については、便利になる例を挙げると、コンビニにおける住民票等の交付サービスや、保険証や運転免許証と一体化して利用出来るようになる点、カード機能をスマホに搭載させることによりスマホ一つで手続が出来るようになる点等がある。スマホ搭載については国が今年度中の実現を目指している。本市では、現在窓口の本人確認にてマイナンバーカードを優先に利用する取組を行っており、今後オンライン申請においても本人確認手段としてマイナンバーカード活用を進めていく。利活用を国が主導して進めていく中、市としても利便性を実感してもらえるよう取組を進めていく。

(山本委員)
 マイナンバーカードの更新の案内通知は来るのか。
 暗証番号については、番号がわからなくなった場合窓口に来る必要があると思うが、こうした手続きもオンラインで行えるようにはならないのか。
(デジタル・スマートシティ推進課)
 更新のタイミングで案内通知は来る。暗証番号については、安全性の担保と利便性のバランスがあるが、現在は安全に対応するため窓口対応となっている。
(名波委員)
 自治会の部長会において、デジタル活用、ワンストップ窓口などについて具体的にわかりにくいという話が出た。外来語が多いため、高齢者はそれだけで強い抵抗感を持ってしまい、そのような用語を目にしただけで諦めてしまうケースが多いのではないか。現実的にそう受け止める市民も多くいることを承知して進めてもらいたい。
(デジタル・スマートシティ推進課)
 デジタル技術を活用する際に大切なのは、導入により目指す方向性を明らかにすることや、利用者に寄り添い、便利で安全・安心な取組を進めていくことである。言葉による概念的な説明ではなく、身近なところで便利さを実感してもらえることを一つでも多く作っていくことが重要であり、今年度からそのようなことを徐々に実現していく予定である。
(井口委員)
 マイナンバーカードを利用した住民票などのコンビニ交付は便利だと感じた。将来的には自宅のパソコンからこのような公の手続きが出来るようになるとありがたい。
 高齢者の集会などに出向いて行き、申請手続きの支援などの活動は行っているのか。
(デジタル・スマートシティ推進課)
 二つ活動をしている。一つ目は、最寄りの協働センターで開催するスマホの使い方講座である。多くの方に参加いただき好評である。二つ目がマイナンバーカードの出張申請サポートで、20名以上の申請希望がある団体であれば、出張して申請手続きのサポートを行っている。
(井口委員)
 高齢の方は定期的に集まっているため、そのような機会に出向いて行って手続きの案内をしてもらえれば広まるのではないか。協働センターなどで宣伝をしていても、実際に興味のある人しか集まらない。協働センターもWi-Fiが繋がるようになったことで生活が便利になりありがたく感じているが、便利さは実際に感じてもらうことが最も大切である。また、人づてに広がることもある。
(鈴木会長)
 最も懸念するのは個人情報の流出や詐欺の発生である。便利になればなるほど、並行してセキュリティや防犯面に十分注意して進めてもらうようお願いしたい。
 

イ 中区協議会推薦会委員の選任について(区振興課)
≪区振興課が資料に基づき説明≫

(鈴木会長)
 推薦会委員の説明について、御意見等があれば発言いただきたい。
 ―異議なし―
(鈴木会長)
 この件について承認いただける方は拍手を。
 ―拍手多数―
(鈴木会長)
 賛成多数により、推薦会委員は承認された。なお、この区協議会の後に第1回中区協議会推薦会を開催するため、長丁場となり申し訳ないが、推薦会委員に選任された方はお残りいただきたい。

5 その他

(1)地域の情報等について

(岡本副会長)
 今月浜松医療センターで検査入院をしたが、これまでの対応と異なるものを感じたためこの場を借りて説明させていただく。
 食事の際、お茶は一杯のみでお代りがなく、出されたパンは大阪で製造されたものであった。パンについては経費の問題もあるだろうが、市の医療センターとして地元の食品を扱っていないのはいかがかと感じる。また、退院したのが土曜日であったため、会計関係の窓口が空いておらず料金の支払いが出来なかった。土曜日でも支払いが出来るようにはならないか。その上、全ての窓口が休診になっているため、病院外に出てもバスやタクシーがしばらく来ず、中々帰宅出来ない人が自分の他にも見られた。浜松市の医療センターとして、今回の市民への対応はいかがなものかと感じる。詳細について調べていただきたい。
(区振興課)
 病院管理課が所管課のため、確認して報告させていただく。
(高平委員)
 恐らく数週間ほどの間は、医療センターにおいてもコロナに感染した職員が多く、コロナ患者に対応出来る人数が非常に少なくなっていたという話を聞いている。しかし土曜日の会計やパンの話は別件のため、今後医療センターの院長に会う機会に今回の意見について伝えさせていただく。
(袴田委員)
 7月4日から一週間行われた浜松城のライトアップは、雨天の中でも静かで風情があり良かった。
 中区の保護司会では、これまで更正保護サポートセンターをクリエート浜松の一階を間借りして運営してきたが、知名度が低く相談者が少なかった。そこで立地について市役所へ相談をさせていただいたところ、福祉交流センターの三階に移設することとなった。現在開設して一か月になるが、対象者との面談など大変有意義に使わせていただいている。この場を借りてお礼申し上げる。
 保護司会では、「社会を明るくする運動」作文コンテストを実施しており、中区では従来、区長賞を受賞した子供の学校で発表会を開催していたが、現在は感染症もあり中々出来なくなっていた。そこで去年より、賞を受賞した子供の学校へ出向いて表彰する形に変えた。保護司会で相談した際、多忙な中、中区長に小学校や中学校などへ足を運んでいただけるかどうか不安であったが、大変快くお越しいただき、保護司会や学校でも非常に好評であった。今年も同じような形で開催できるとありがたい。
(森口委員)
 防災学習センターで開催する講座について紹介する。10月29日は「熱海市土石流災害の支援活動にみる市民の力」、11月26日は「鬼怒川水害後の地域復興」をテーマに講義を開催する。現在、台風15号の影響で、県内各地で大雨による被害等が続いている。特に10月29日にお招きする松山文紀氏は県内における災害のプロフェッショナルであり、住まいが清水であることから現在も最前線で活動をされている。興味ある方はぜひ参加いただきたい。
(小楠委員)
 行政主体ではないが、富塚小学校や富塚西小学校の保護者の提案より、災害時の生活を体験する「サバイバル防災合宿」を9月17日に実施した。佐鳴湖周辺で野草などの食べられる食材探し、テントの設営などを企画していたが、台風の影響により富塚協働センターで移動して宿泊することとなった。本企画は、参加者達の体験を通じて課題を見つけ出すことを目的としたものであり、参加者同士一昼夜共に過ごすことで、課題や問題点を共有し解決していく姿が見られた。参加者からは、「想像していた以上に飲食での使用以外にも水が必要となり、さらに個々の事情により使用量に個人差が生まれることがわかった。しっかりと水の備蓄をしようと思った」などの感想を受け、非常に実践的で有意義な企画となった。
 今後も富塚協働センターではプロギングや子供たちを対象としたハロウィンイベントも企画している。
(鈴木会長)
 良い話が多々出てきて嬉しく思う。ささやかだが、私からも良い事例を紹介したい。
 前日の台風の際、有玉のボウリング場付近で大雨により身動きのとれなくなってしまった市民の方に対し、ボウリング場が施設を開放したという話があった。また他の店舗では、コーヒーや食事を無料提供するなど、被災者を丁重にもてなしたという話を耳にした。さすが浜松であると感じる。
(区振興課)
 中区の災害対策本部として、先日の台風15号に係る中区の様子を報告させていただく。
 今回の台風については、1000ヘクトパスカルほどでの上陸予想、風よりも雨による被害が拡大する想定のもと、避難所の立ち上げを検討した。馬込川水系付近の避難所として曳馬中学校、東小学校、相生小学校、浅間小学校の4ヵ所。堀留川水系沿線鴨江排水路は、根上り松付近が度々冠水するため、鴨江小学校の以上5ヵ所の避難所を開設した。
 避難者は延べ数26名。雨については、夜中の1~2時にかけて小康状態になり落ち着いてきたが、1時間あたり100ミリ程度の雨量が中区をはじめ市内で降ったことで、土砂崩れや床下浸水が各地で頻発した。その後、地区自治会連合会の各会長宛てに被害があった場合は報告いただくよう伝えたところ、野口町や船越町などアクト地区周辺で床上・床下浸水、鈴木会長の地区においても曳馬小学校の放課後児童会が床上浸水した等の報告をいただいた。中区では土砂崩れの報告はなかった。
 床上・床下浸水については、本日から社会福祉課より、市民税課と共にり災証明の発行を受け付けている。床上浸水の場合は、自治会を通じて生活衛生課へ連絡をいただければ消毒剤の配布も行っている。水に浸かってしまった災害ごみの廃棄については、廃棄物処理課もしくは北部収集窓口センターが窓口になっている。一般ごみについては一般的なルールに従って出していただき、大型ごみのうち廃棄に料金が発生するものについては減額等の措置がある。地域でお困りの方などに御案内いただきたい。
(鈴木会長)
 避難所は全部で4ヵ所か。
(区振興課)
 馬込川水系で、曳馬中学校、東小学校、相生小学校、浅間小学校。馬込川の西側が中区になるため、中区として開設したのは4ヵ所である。東側では東区が避難所を開設した。堀留川については川幅が狭く、根上り松近辺で冠水した記録がこれまであることから、近辺の鴨江小学校を開設した。従って避難所開設数は5ヵ所である。
 河川に対して東西南北に区が分かれていた場合、それぞれの区災害対策本部が避難所を開設している。大型の台風になれば、当然避難所をより多く開設する計画である。台風の規模の大きさや雨量を想定する中で、避難所の開設数は区で検討し市HPで公開させていただく。災害情報については浜松市防災ホッとメールでも発信するため、ぜひ登録をしていただきたい。

(2)10月の開催日について
≪次のとおり決定≫

10月5日(水曜日)午後2時から 101・102会議室
10月26日(水曜日)午後2丁目時から 101・102会議室 他

(区振興課)
 10月の区協議会については、中区地域力向上事業の一つとして「新しい生活様式に対応したオンライン会議実践講座」を開催するので御承知いただきたい。5日は座学を予定しており、26日については101会議室と協働センター等を繋ぎ、実際にWEB会議の形で協議会を開催する。詳細については5日に案内させていただく。

(3)次回以降の開催日について
≪次のとおり決定≫

11月21日(月曜日)午後2時から 全員協議会室(市役所本館8階) 
12月21日(水曜日)午後2時から 101・102会議室

(村井委員)
 「令和3年中の人口10万人当たりの人身交通事故件数について」の資料に関して、説明はないか。
(まちづくり推進課)
 資料は浜松市交通事故防止対策会議の事務局が出したものである。本市の人身交通事故件数は平成26年より年々減少しており、令和3年は5375件になっている。しかし、人口10万人当たりの人身事故交通事故件数を算出すると、本市は684.1件、静岡市は510.3件となり、静岡県内の両市が政令指定都市中で1位、2位を占めている状況である。
 秋の交通安全週間にて、初日では警察と協力し事故防止啓発活動に注力した。サポートカーの講習も今後実施予定である。行政と警察が連携して交通事故防止啓発活動を推進し、交通事故件数の減少に取り組んでいくため、引き続き御協力いただきたい。
(村井委員)
 事故件数の減少そのものは近年の全国的な傾向である。要因はサポートカーの充実などハード面によるものではないか。一方で、ソフト面と言える人の意識は依然変わっていないように見受けられる。交通マナーの徹底など、より厳しく指導をしていくことも必要と感じる。

7 閉会

(区振興課長)
 以上をもって、令和4年度第6回中区協議会を終了する。


令和4年10月26日

署名委員 小楠佳子

署名委員 加藤登み江

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浜松市役所中央区区振興課

〒430-8652 浜松市中央区元城町103-2

電話番号:053-457-2210

ファクス番号:053-457-2776

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