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更新日:2022年6月3日

令和4年度 第1回中区協議会 議事要点

・開催日時

令和4年4月27日(水曜日)午後2時00分~3時40分

・開催場所

市役所 北館1階 101・102会議室

・次第

1 開会
2 会長あいさつ
3 区長あいさつ
4 議事
(1)協議事項
ア 令和4年度中区地域力向上事業「区民活動・文化振興事業、区課題解決事業」について
イ 中区地域力向上事業 協働センターを核とした地域課題解決事業
・「あおぞら協働センター(移動型協働センター)の運営~つどう・まなぶ・むすぶの創造拠点~」について
・「自遊ひろば高台事業」について
・「食を通じた地域力活性化事業(地域住民主体の活動への円滑な移行を目標とした「佐鳴台の食卓(仮称)」の運営)」について

(2)報告事項
ア 区政運営方針2022について
イ 令和4年度当初予算に係る区重点提案事業の結果について
5 その他
6 閉会

1 開会

2 会長あいさつ

3 区長あいさつ

  • 資料確認
  • 鈴木会長から会議録署名人の指名・・・名波弘充委員及び袴田智恵美委員

4 議事 

(1)協議事項
ア 令和4年度中区地域力向上事業「区民活動・文化振興事業、区課題解決事業」について(区振興課)
≪区振興課が資料に基づき説明≫

(井口委員)
 サポートカー体験とはどういったものか。
(まちづくり推進課)
 今年度よりサポートカー限定運転免許の制度が新たに始まる。サポートカーとは踏み間違え防止や自動ブレーキの機能を備えた自動車のことである。これらはあくまでサポート機能であり、必ずしも人や物にぶつからないというものではない。しかしこうした支援車を利用したり部品を取り付けたりして安全対策を講じることで一つ一つの衝突事故を軽減し、万が一の事故が起きた場合においても怪我の程度を軽くしていくことが可能である。最善なのは、そのような物に頼らず安全運転に心掛けてもらうことであるが、万が一のことを少しでも防止するためにこうしたものを紹介しながら体験してもらい、また知ってもらうことを目的として提案するものである。
(井口委員)
 サポートカーとは踏み間違えた際に加速しないような車や、自動停止装置とまではいかないが衝突防止機能を備えたものであるとわかった。
 サポートカー体験とは、実際に乗車できるような講習会の形で行うのか。
(まちづくり推進課)
 実施してもらう協力団体があり、市が協定を結んでいる会社や、各自動車会社などのサポート機能を備えた自動車を用いて行うものを予定している。自治会や高齢者団体を含めた幅広い方々に参加いただけるような形で考えている。具体的な参加人数や開催場所については現在候補を選定しており、今後時期などをある程度絞り込んだ段階で、どの団体に参加してもらえるか決定していく方針である。
 基本的に参加者については、運転そのものというよりも同乗してもらった際いざという時に止まることができる点や、運転者が踏み間違えても進むことができない機能を体験してもらうことを目的としている。
(井口委員)
 高齢化が進んでいく中で、今後自動車を購入する際にはそのようなサポート機能のある自動車を検討したいと思っているため、このように体験ができる機会は非常にありがたいと感じている。多くの方々に興味を持っていただき、安全運転を心掛ける機会を作ってもらえればと思う。
(村井委員)
 地域安全推進委員として通学路で啓発活動をしていた際に、急な坂道を自転車が減速せずに走っているところを見かける。学生には交通安全教室を毎年4、5月に開催しており、頭では理解しているはずである。実際に啓発活動を行うと、2、3人で横に並んでいる学生も1列になる。しかしこの件の改善については市単体で行うのは難しく、警察においても取締りを強化するなどの取組が求められる。
 12年続いている政令指定都市交通事故ワースト1も、件数は減少しているが、人の努力というよりもサポートカーや、交差点の改良などによるものではないか。
(区長)
 交通安全意識の向上啓発事業についてはとても幅広いものであるため、これをやれば交通事故がなくなるというものはなく地道にやっていくしかない。中区の特徴としては、高校が多く学生の自転車通学が多く見られることが挙げられる。これまでの交通事故に係る記事、事件等を見ると、学生自身も加害者になるパターンがあり、また場合によっては何千万という賠償金を支払わなければならない立場になることもありうるということが言える。また、学生本人では賠償金を支払えないため学生の両親が苦労をする場合や、加害者にはならないとしても大きな怪我を負ってしまうなどの可能性もありうるということを伝えていこうと思っている。
 昨年、車と接触する場面を間近で見る疑似体験の活動を行った。ただ話をするだけでなく、実際に目で見て考えてもらうような啓発をしていきたいと考えている。その効果が必ず現れるかはわからないが、地道にやっていくことが大切だと思っている。
(まちづくり推進課)
 区長の話にあったとおり、昨年度、中学校で2校、高校で1校を対象に疑似体験による交通安全教室を開催した。この活動が生徒のアンケートにより好評であったため、今年度については中学校を1校増やし、中学校3校、高校1校の合計4校で交通安全教室を開催し、より啓発活動を進めていく予定である。
(山本委員)
 将棋による世代間交流事業について、どうぶつしょうぎを使用するという話であったが、将棋といっても様々なものがある。どうぶつしょうぎ以外の物を用いて将棋に馴染んでもらうのも良いのではないかと思うが、検討はしていないか。人数についても、先着20組とあるが少ないように感じる。
 またオンライン会議については、自分も様々なところで出席する機会があるが、スマートフォンでの会議はまず無理であり、最低でもタブレットかPCがなければ会議は成り立たない。オンライン会議を実施するのであれば、そういった機材を貸与すべきではないか。
 交通安全の件では、浜松市が事故件数について政令指定都市ワースト1が続いていることに対し、なぜワースト1なのかという実態を知らない人が多い。気を付けていこうと思えるような情報提供や公表が必要ではないか。
 また、疑似体験におけるアンケートが好評であったとのことであるが、アンケート内容の公表はしないのか。実施内容、アンケートの回答を踏まえ、それについて今後どのように取り組んでいくかを精査すべきと思うため、公表をしてもらえるとありがたい。
(区振興課)
 どうぶつしょうぎについては、参加人数が20組40名というのはペア戦のことであり、その他に体験コーナーを設ける予定である。体験コーナーにおける対象者は年齢制限がなく、大人から子どもまでどの世代の人にも体験してもらえるようなブースとなっている。そのため、対戦は先着20組という形にはなるが、体験コーナーにてあらゆる世代の人と交流してもらいたいと考えている。
 どうぶつしょうぎを採用した理由については、あらゆる将棋の中でルールがシンプルで取り組みやすく、また一戦あたりおよそ3分と非常に回転が早いため、様々な人と次々に交流できるという点から検討した。当日は初心者にも気軽に参加してもらえるよう、インストラクターを数名配置する予定である。
 オンライン会議については、それぞれが持っている機材で体験してもらうことを基本としているが、機材がない場合や、タブレットでやってみたいなどの要望のある人への対応も考え、機材の貸与も行う予定である。
(まちづくり推進課)
 交通事故件数政令指定都市ワースト1について、明確な要因としては市域の広さ、道路延長が長いことが一般的に挙げられている。今後ワースト1を脱出するために啓発活動や交通安全教室などの取組をさらに強化していき、より多くの人に交通安全の重要さを啓発できればと思っている。
 生徒のアンケートの公表については、整理及びピックアップをした上で、協議会などの場で公表させていただきたいと考えている。
(村井委員)
 先ほど山本委員より情報提供という話があったが、やはり現実の状況を発信し知らせていくことが重要であると思う。そのためには市から情報公開について警察へ働きかけることも大切である。
 また交通事故の多発は、自家用車の利用率の高さより起因していると思う。自家用車を減らし、公共交通機関の利用を増やしていくことも重要であると考える。
(鈴木会長)
 村井委員からも話があったように、問合せをしてみて結論が出るようであれば改めて機会を設けるため、またその旨を伝えてほしい。
(名波委員)
 現在自治会長として取り組む中で、コミュニティの希薄化を切実に感じている。特にこの2年間においては、新型コロナウイルス感染症のため人と人との接触の減少が顕著である。できるだけ子どもたちの地域行事への参加を促しているが、社会全体として、将来へ向けたコミュニティ作りの意識を啓蒙していく活動を幅広く行ってもらいたい。

イ 中区地域力向上事業 協働センターを核とした地域課題解決事業
・「あおぞら協働センター(移動型協働センター)の運営~つどう・まなぶ・むすぶの創造拠点~」について(富塚協働センター)
≪富塚協働センターが資料に基づき説明≫

(小楠委員)
 協働センターが様々な活動により地域を活発にしてくれたため、地域は進化してきている。富塚においては子どもたちの集まる場面が多くあり、世代間を超え、人と関わり楽しそうに活動する姿はすばらしく、良い機会であると心より思う。
(鈴木会長)
 毎年この議題は上がるが、高評価を耳にすることが大変多い。人気な理由は何か。
(富塚協働センター)
 佐鳴湖公園などに気軽に集まることができる点と、地域の方にコミュニティ担当職員の存在を知ってもらえていることから、親しみやすい協働センターになっていると感じている。
(鈴木会長)
 非常に良い事業であると聞いている。今後ともよろしくお願いしたい。

・「自遊ひろば高台事業」について(高台協働センター)
《高台協働センターにより資料に基づき説明》

(山本委員)
 需用費の「パラソル・テーブル」について、購入若しくはレンタルのどちらか。
(高台協働センター)
 購入である。
(山本委員)
 年度で購入しているということは、追加購入をしているのか。
(高台協働センター)
 前年は富塚協働センターのパラソルを借用して実施しており、資料掲載の写真のパラソルも富塚協働センターの物である。
(小楠委員)
 高台協働センターが主催した試行の時に見学させてもらったが、図書館が隣にあるため参加人数が非常に多く、初めての試みであったこともあり、企画側は大変だったであろうと感じた。富塚が小規模であったのに対し、地域による差を感じた。
(鈴木会長)
 高台協働センターの試行もとても評判が良いため、ぜひ今後も頑張ってほしい。

・「食を通じた地域力活性化事業(地域住民主体の活動への円滑な移行を目標とした「佐鳴台の食卓(仮称)」の運営)」について
≪佐鳴台協働センターが資料に基づき説明≫

(森口委員)
 新型コロナウイルス感染症により、子ども食堂や学習支援などの活動が縮小・中止していく中スタートした事業ということで、ぜひ応援したいと思っている。
 小学校の協力により予約票の回収がなされているとのことであるが、利用者のうち小学校における回収率はどれほどか、また効果、提出のしやすさなどについて参考に聞きたい。
(佐鳴台協働センター)
 予約票の提出先は協働センターの窓口か小学校かのいずれかとしている。予約全体がおよそ100食のうち、30食ほどが協働センターの窓口受付であり、7割程度が小学校での受付である。
(森口委員)
 ぜひ必要な人に届くよう継続していってもらいたい。
(井口委員)
 子ども食堂の必要性はメディアでも年々言われていることであり、この取組はすばらしい。また、そうした活動をしているNPO法人などが自立していくことができるようにサポートしていくきっかけ作りという意味でも、大変よい企画である。
 偏った食べ方や、偏った食べ物しか食べられない状況にいる子どもが多い中、学校給食では食育について教育を施すのが困難である。食べるということについて場をしっかりと設けるのであれば、食育の大切さ、身体を作ることについて、絵本や紙芝居などを通して広められればより有効な場になるのではないかと思う。
(小楠委員)
 以前立ち上げたばかりの子ども食堂の見学に行った際、本当に必要とされている所の子どもにどの程度食事が届いているのかという疑問があった。子ども食堂はただ配って終わりにしてしまうのであれば何の意味もなく、また配る際にも差別化を起こしてはならない。活動する側としても自立していくことは大変であるが、必要としている所に食事を的確に届けるためにはもう少しいろいろな方法があるのではないかと感じている。
(鈴木会長)
 子ども食堂は大変な事業である。食事を作った後配り方をどうするか、どういった状況の人に配るかなど、難しい点があると聞いているがぜひ頑張ってほしい。

(2)報告事項
ア 区政運営方針2022について(区振興課)
≪区振興課長が資料に基づき説明≫

(鈴木会長)
 こちらはどこへ配布するのか。
(区振興課)
 区協議会終了後、5月上旬に市ホームページへ掲載予定である。

イ 令和3年度当初予算に係る区重点提案事業の結果について(区振興課)
≪区振興課長が資料に基づき説明≫
(山本委員)
 予算が計上されないことに対する理由は公表されるのか。
(区振興課)
 予算が計上されない点については、合併後市が管理する施設が増大していることが理由として考えられるが、そうした状況下ではより計画的な施設改修が求められる。しかし、そうした中でも財政の部分があるため、引き続き区としての改修計画等を本課の方で示しながら、区民の皆様が快適に利用していただけるような施設になるよう、地道に働きかけを続けていきたい。
(岡本副会長)
 クリエート浜松のトイレについて、割れていて怪我をしそうになるという旨を以前伝えさせてもらったが、そちらは修繕が済んでいるか。
(まちづくり推進課)
 至急確認し、回答する。
(村井委員)
 クリエート浜松は、中心部の中で数少ない会議室を持った施設である。しかし開館から30年以上経過し老朽化が進んでおり、火災等事故についての可能性も指摘されている。日頃から数少ない会議室、また展示室として予約をとることが困難であるほど利用されている施設であるが、いまだ和式トイレは改修されていない。加えて浜松復興記念館については、2年重ねて予算がついていない状況である。財政上の理由もわかるが、市民の方が困っているという実情を理解してほしい。
 また、ザザシティのトイザらス、地下のスーパー及び駅地下の八百屋の撤退など、浜松の玄関口は寂れてきている。少なくとも政令指定都市として、浜松の玄関口についてより取り組んでほしい。今後も地道に進めていくという話があったが、それではいつできるのかということになる。区だけの問題ではなく、市全体の問題であることを踏まえ、よく考えてほしいということを強く願いたい。
(まちづくり推進課)
 先ほどのクリエート浜松の一部割れているトイレについては、指定管理に確認をしたところ、既に改修済とのことである。

5 その他

(1)地域の情報等について
―地域の課題等報告なし―

(2)令和4年度中区協議会開催日程について
(区振興課)
 令和4年度開催予定について、基本的に毎月1回を予定している。10月については予算の諮問・答申があるため、2回開催を予定している。基本的には101・102会議室で午後2時から開始となる。6月については参議院議員通常選挙が予定されており、会場確保が困難のため別会場での開催を予定している。
 日程及び開催場所については改めて連絡させていただく。

(3)次回の中区協議会の開催日程について
 ≪次のとおり決定≫
 5月 5月25日(水曜日)午後2時から 101・102会議室

(4)6月の中区協議会の開催日程について
 ≪次のとおり決定≫
 6月 6月28日(火曜日)午後2時から ただし会場は未定

7 閉会

(区振興課長)
 以上をもって、令和4年度第1回中区協議会を終了する。


令和4年5月25日

署名委員 名波弘充

署名委員 袴田智恵美

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浜松市役所中央区区振興課

〒430-8652 浜松市中央区元城町103-2

電話番号:053-457-2210

ファクス番号:053-457-2776

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