更新日：2024年5月1日

環境教育イベント情報

現在、2つのイベントについて、情報を掲載しています。（1.　7月20日：中田島砂丘で生きもの調査！　2.　8月3日：アマモ場で生きもの観察会）

1.中田島砂丘で生きもの調査！（カワラハンミョウを見つけよう・小学生対象）

開催日時

令和6年7月20日（土曜日）　午前9時～11時

雨天中止の場合は、前日までに御連絡します。

カワラハンミョウとは？

 

カワラハンミョウは、海岸の砂丘や大きな川の下流域にある河原などに生息する昆虫です。

人が近づくとぴょんぴょんと飛び跳ねながら移動するのが特徴的で、時々後ろを振り返るような仕草を見せます。そんな様子が人に道を教えているようで、「ミチオシエ」「ミチシルベ」と呼ばれることもあります。

以前は全国各地で確認できたカワラハンミョウですが、近年、河川改修や護岸整備、防波堤整備などが進んだことで、静岡県では、中田島砂丘でのみ生息が確認されています。そのため、絶滅の恐れがある生物として、環境省と静岡県レッドデータブックでは、絶滅危惧類に分類されています。

詳細情報

場所	中田島砂丘
内容	浜松南高校・自然科学部の皆さんと一緒にカワラハンミョウを捕まえ、生息数の調査を行います。 （調査方法：虫取り網を使用してカワラハンミョウを一定時間内に捕まえ、虫かごに保管します→一定時間が経過したら、虫かごの中のカワラハンミョウの数を数え、観察します→観察を終えたらカワラハンミョウは砂丘へ逃がします） また、中田島砂丘の環境・生態系を守るため、外来植物の駆除作業をともに行います。
対象	市内在住の小学生と保護者　20組40名程度
条件	保護者同伴（小学生のみの申込不可） 保護者1名に対して、小学生複数名での申込可 小学生未満のお子様は参加不可
費用	無料
その他	動きやすい服装でお越しください。 飲み物の持参や帽子着用など熱中症対策をお願いいたします。 虫取り網および虫かごを貸出します。

申込情報

事前申し込み	必要（申込多数の場合は抽選）
申込方法	【申込方法】 申込開始は、令和6年6月5日（水曜日）からです。   【申込期限】 令和6年6月30日（日曜日）まで 抽選結果は申込期間終了日のおおよそ1週間後を目途にご連絡します。

2.アマモ場で生きもの観察会（浜名湖環境学習会・小学生対象）

アマモ、アマモ場とは？

   

アマモとは、海中に生える植物（種子植物）で、海草とも呼ばれます。アマモは、細長い葉を海中で伸ばし、比較的浅い海や汽水湖の底に広範囲に群生します。アマモが群生した場所を「アマモ場（ば）」と呼びます。

海や湖の底から水面まで伸びたアマモの集まりは、小さな魚やエビなどにとって他の大きな生きものに襲われることのない絶好の隠れ家となります。また、アマモが集まると、水の流れがゆるやかになるため、アマモ場は生きものたちにとって非常に穏やかな環境です。そんな快適なアマモ場に多くの小さな生き物たちが生活しているので、アマモ場は「海のゆりかご」とも呼ばれています。

今回は、アマモより小さなコアマモの群生地での観察です。これまでの観察会では、ヤドカリ、ハゼ、カニ、エビ、ヨウジウオ、タツノオトシゴなどを見ることができました。

開催日時

令和6年8月3日（土曜日）　午後1時～午後4時（少雨決行)

（荒天延期の場合　令和6年8月4日（日曜日）　午後1時～午後4時)

詳細情報

場所	南海荘（浜松市中央区村櫛町5750）
内容	海の小さな生きものたちのゆりかごと言われる「アマモ場」で生きものの観察会を行います。 浜名湖の自然の恵みを感じてみませんか。
対象	市内在住の小学生と保護者　20組40名程度
条件	保護者同伴（小学生のみの申込不可） 小学生1名に対し、保護者1名（1組3名以上の申込は不可） 小学生未満のお子様は参加不可
費用	1組1,000円
その他	乗船があります。 濡れても良い服装（水着、マリンシューズ、着替え等）を御用意ください。 （※持ち物の詳細は参加者決定後に連絡）   主催者：浜名湖の水をきれいにする会

申込情報

事前申し込み	必要（申込多数の場合は抽選）
申込方法	【申込方法】 申込開始は、令和6年6月5日（水曜日）からです。​​​​​​   【申込期限】 令和6年7月3日（水曜日）まで 抽選結果は申込期間終了日のおおよそ1週間後を目途にご連絡します。