緊急情報
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更新日:2024年4月8日
ヌートリアは南米原産の、大型のネズミの仲間です。毛皮の採取に利用するため明治時代に日本に持ち込まれました。西日本を中心に分布が広がっていましたが、近年浜松市内でも確認されるようになりました。水辺に近いところにある植物を旺盛に食べるため、農業被害や、希少な植物への影響が懸念されています。そのため「特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律」に基づき、特定外来生物に指定されています。年に2~3回繁殖し、一回当たり5頭程度の子を産みます。まさに、ネズミ算式に増えていきます。泳ぎが非常に得意で、潜水も難なくこなします。水辺を好み、河川や水路、ため池の近くでよく見かけます。
基本的には草食で、水辺近くにある植物を食べます。川や水路沿いの田畑にもよく出没し、農作物(イネ・レンコンなど)を食害するため、問題となっています。
淡水産の貝類や希少な植物への食害例も報告されており、生態系への影響が懸念されています。水辺近くにある土手や田畑の畔に、長く複雑な巣穴を掘って暮らします。このことが原因で、堤防や畔が壊される場合があります。
浜松市では目撃情報を集めています。どこで見たか、どんな被害があったかをご連絡ください。咬まれたり、レプトスピラ症などの伝染病を媒介する可能性があるので、触らないでください。また、飼育、販売、捕獲、移動は禁止されています。捕まえないようにしてください。
目撃情報は電話または入力フォームでご連絡ください。入力フォーム(別ウィンドウが開きます)
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