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更新日:2023年12月1日

市長コラム(平成23年10月)

はままつ市長の部屋

湖交流に向けて 2011年10月5日号 

湖交流に向けて
これからの時代は、国家間の外交に加え、自治体が一定の役割を果たす都市間外交がとても重要です。自治体にとっても観光におけるインバウンド(日本を訪れる外国人観光客誘致)など、さまざまなメリットがあります。浜松市もUCLG(都市自治体連合)などの活用を含めて、都市間交流を盛んにしていきたいと考えています。昨年は、新たに中国の瀋陽市と観光、産業などでの交流協定を締結いたしました。
特に中国のように、国家間では複雑な関係を抱えている国とは、都市同士が友好関係を築いていくことが重要です。静岡県の川勝知事も同様の考えで、新たにモンゴルとの交流を開始しましたし、以前からつながりのある浙江省との交流にも積極的です。来年はいよいよ交流30周年の節目の年を迎えますし、昨年は富士山にちなんで、3776人の訪問団を派遣しました。私も秋に派遣された最後の団に参加しました。
その折、浙江省杭州市にある西湖を訪れました。西湖は本年、世界文化遺産に登録された歴史のある湖です。湖といっても外周15kmほどの大きさですから佐鳴湖を少し大きくしたような感じです。しかしその湖に、年間7000万人の観光客が訪れます。私が訪問した時も、観光客でごった返していました。毎日、そんな状態だそうですが、世界文化遺産に登録され、さらに観光客が増えるのかもしれません。いずれにせよ中国有数の観光地であることは間違いありません。
観光のスタイルは船による遊覧で、私も小一時間程度の遊覧をしましたが、正直なところ、水や風景だけだったら浜名湖の方がきれいだなと思いました。その時ふと、これだけ中国の皆さんが観光に来ているんだから、風光明媚な浜名湖と西湖の交流をしたら、中国の皆さんが日本に観光に来られた時、浜名湖に誘客できるのではないかと考えました。ずばり、「『日本の西湖』で浜名湖を売り出せないだろうか」。そんな思いが広がりました。浜松は中国の方が多く訪れていますが、残念ながら滞在よりは通過点になってしまっています。その皆さんを浜名湖に誘導できれば、インバウンド観光の可能性が広がります。
来年は、静岡県と浙江省の交流30周年の年。この時、杭州市と何らかの提携ができればと考えています。

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