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更新日:2023年12月1日

市長コラム(平成27年2月)

ユネスコ音楽創造都市

昨年を振り返ると、明るい話題の多い年でした。春には浜名湖花博が開催され、130万人もの人にお越しいただき、大成功しました。その後も、健康寿命日本一、太陽光発電の導入件数日本一などに続き、天野浩名古屋大学大学院教授のノーベル物理学賞受賞というビッグニュースもありました。

そして12月には、昨年の最後を飾り、ユネスコ創造都市ネットワークの音楽部門への加盟が、承認されるという出来事がありました。

創造都市とは、市民の創造的活動により、産業や文化が活性化され、都市の活力を生み出すという考え方で、世界的に注目されている都市概念です。ユネスコは、国際的に創造都市のネットワークを構築し、文化的多様性を最大限発揮させるという取り組みを行っています。ユネスコと言えば、世界遺産の活動が有名ですが、創造都市ネットワークも重要な事業の一つになっています。

ユネスコ創造都市ネットワークにはさまざまな分野があります。日本ではこれまで、デザインの分野で神戸市と名古屋市、工芸の分野で金沢市、メディアアートの分野で札幌市が認定されています。

浜松市は、ヤマハ、カワイ、ローランドなどの楽器産業が集積をしているという特徴を生かして、音楽文化の振興を図り「音楽のまち」さらには「音楽の都」を目指しています。こうした活動を飛躍させるため、ユネスコ創造都市ネットワークへの加盟は、大きな目標でした。音楽部門の加盟都市は、浜松市が昨年4月に、音楽文化交流協定を締結したイタリアのボローニャをはじめ、セビリア、ゲント、グラスゴー、ボゴタ、ブラザヴィルなど、欧米の都市ばかりでしたので、浜松市の加盟は日本初であるとともに、アジア初となります。

加盟が認められた都市は、ユネスコからその肩書きをさまざまに活用することが許されていますので、浜松市が音楽創造都市であることを、今後国内外に大きくアピールできるようになります。浜松は、国際ピアノコンクールや吹奏楽コンテストなど、さまざまな音楽活動で「音楽のまち」を発信してきましたが、今後は国際的に通用する権威ある看板を獲得したことになります。

やらまいかミュージックフェスティバルなど、市民主体の創造的音楽活動の裾野も広がってきています。今後は音楽創造都市の看板に恥じないように、市をあげて音楽文化のさらなる振興に取り組んでまいります。

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