緊急情報
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更新日:2023年12月14日
開催日時令和5年9月27日(水曜日)午前10時00分~午後00時15分
1開会
2会長挨拶
3区長挨拶
4議事
(1)諮問事項
ア令和6年度中央区・浜名区(北区分)費の予算要求の概要について
(別紙資料あり)【区振興課】
(2)協議事項
ア浜松市動物の愛護及び管理に関する条例(案)のパブリック・コメントの実施について
(別紙資料あり)【動物愛護教育センター】
イ令和5年度地域力向上事業(助成事業)の提案について
【区振興課】
5その他
(1)地域の情報等について
(2)次回の開催について
開催日時(案):令和5年10月11日(水曜日)10時00分から
開催場所(案):北区役所3階31・32会議室
6閉会
(大野会長)
本日の議事録署名人に鈴木美千夫委員、竹田正明委員を指名する。
都合により、議事の順番を入れ替えて進行
(2)協議事項
ア浜松市動物の愛護及び管理に関する条例(案)のパブリック・コメントの実施について
【動物愛護教育センターが、当該条例案の概要及びパブリック・コメントの提出方法等について説明を行った。】
(鈴木登志郎委員)
条例案には、犬猫販売業者の責務が規定されていないが、これは他の法令等で規定されているためと理解すればいいか。
(動物愛護教育センター)
本条例案は、市と市民、飼い主の責務について立案したもの。犬猫販売業者については他法令で規定しているため、この条例には記載されていない。
(鈴木登志郎委員)
市が動物を譲渡する際、飼い主の適正な飼養の可否を確認することになっているが、具体的には何をするのか。また、市は個人の住居に入り、立入り調査をするとしているが、猫などは居宅内で飼育している。どのような確認をするのか。
(動物愛護教育センター)
譲渡の際には、現在の飼育頭数や適正な飼養が可能な環境かどうかを確認する。また、一週間のトライアル飼育を行ってもらい、飼えるというと判断されれば、正式に譲渡するという方法を取っている。買い主になろうとする方が高齢の場合には、飼えなくなる場合を想定して、代理の飼育人を決めておいていただくようお願いしている。
立入り調査の条文中の「住居」というのは、現に居住している部分を示すものと考えており、住宅の玄関に入らないわけではない。
(野末委員)
あるお宅で猫を飼っていて、玄関が開けてあるから屋外にも出てくる。住居の中には、玄関が開いているため、野良猫も中に入ってくる。こういうケースはどのような責任があるか。
(動物愛護教育センター)
条例案の第13条の(2)の「飼い猫の健康と安全を保持する観点から、屋内での飼養に努めること。」に該当する。野良猫に関しては、第14条の「飼い主のいない猫に繰り返し餌を与える者」の行為に該当する。こうした飼育は、不要な繁殖にもつながるので、飼い主への啓発に努めていく。
(半田委員)
世代によって動物の飼育についての感じ方が違うので、条文がよりソフトで分かりやすいガイドラインを作るのがいいと思うがどうか。
(動物愛護教育センター)
犬猫の飼育に関しては、本条例が制定される時期にガイドラインを作成する予定。
(鈴木登志郎委員)
以前に保健所から野良猫の糞尿対策についてのチラシを頂いた。非常に簡潔でイラストもあって分かりやすかった。保健所で作っているので参考にしたらどうか。
(遠山委員)
飼い主には、飼い犬による加害や被害届出の義務があるが、1年間にどれほどの届出があるか。そのような実態を市民にどう周知しているか。
(動物愛護教育センター)
資料を持ち合わせていないので正確な数値はお答えできないが、咬傷事故は年間100件ほどあると感じている。飼い主条例でも届出義務があり、確認の意味で咬まれた被害者にも届出をお願いし、意見を聞いたうえで必要な指導をしている。広報紙や狂犬病の予防注射時に咬傷事故の注意喚起をしている。
(鈴木美千夫委員)
第14条の「飼い主がいない猫に繰り返し餌を与える行為」の努力義務が進まない場合、市は指導ができるか。
(動物愛護教育センター)
本件について、近隣同士の苦情はかなりあり、それぞれの主張が強いと解決が難しいが、当方か保健所浜北支所に連絡をいただければ、双方から聞取りを行って改善策を提案する。
(竹田委員)
犬及び猫の所有者、その他の所有者の定義はどのように明確化しているか。
(動物愛護教育センター)
犬の場合は、狂犬病予防法で飼い主の登録が義務付けられている。
猫については、飼い主の登録を規定する法律等がないので難しいが、日常的に世話をしている方を「みなし所有者」としている。第14条を追加して、野良猫に繰り返して餌を与えている人も飼い主と同じ責任があるということを明確にしている。
(野澤委員)
多頭飼育の頭数定義はあるか。
(動物愛護教育センター)
動物を適正に飼養できる数は、飼い主や飼育環境により違と思うが、条例規則では、10頭以上を多頭飼育と定めたい。
(萬立委員)
多くの市民は、堅苦しい条例や条文に接するのが苦手だと思う。今回の条例案については、「条例の有効性を高めるために、2つの条例を廃止して新しい要素を加えて新しく作ります」など、前段のアナウンスが必要だと思う。その方が市民にわかりやすく、パブリック・コメントに参加しやすくなると思う。
(動物愛護教育センター)
ご意見として承る。
(外山委員)
条例を作っても飼い主のいない猫がいる限り、餌やりは繰り返されると思う。野良猫をなくす方策がとれないものか。また、犬猫が人に被害を与えた場合の治療等に係る損害賠償について、書かれていないがどのように対処するのか。
(動物愛護教育センター)
野良猫を減らすために市では不妊手術を推奨している。メス猫の場合、通常3万円程の処置費用が掛かるが、市と動物病院と市民の3者で負担し合い、市民には1頭につき6,000円を負担してもらい実施している。
咬傷被害の賠償については、市は関与せず当事者間で解決していただくが、加害者側には、狂犬病でないことを確認するため、検診させる義務も定めている。
(外山委員)
野良猫に餌をやることが動物愛護だと思っている人がいるため、野良猫が増えている。不妊手術のために猫を捕獲するいい方法を教えて欲しい。
(動物愛護教育センター)
猫の捕獲を手伝ってくれるボランティア団体もある。捕獲にについて困っている場合には、当センターに相談いただきたい。
(外山委員)
飼い主のいない犬猫を収容する施設を作ったら、問題の解決につながると思うがどうか。
(動物愛護教育センター)
施設の設置や維持管理費など財政的な課題もある。また、仮にそうした施設ができた場合、売れ残った動物や飼えなくなったペットなどを安易に持ち込む、無責任な飼養が増える恐れがある。
(大野会長)
本日出た意見を踏まえ、良い条例を策定していただきたい。
(1)諮問事項
ア令和6年度中央区・浜名区(北区分)費の予算要求の概要について
【区振興課が資料に基づき、令和6年度の浜松市予算の編成に関し、中央区役所費の三方原地区分と浜名区役所費の北行政センター分の予算要求について説明した。】
(鈴木登志郎委員)
区協議会委員の三方原地区分の報酬額と三方原協働センターの会計年度職員の報酬額の減額分が、中央区役所の三方原地区分に反映されていないがどうか。
(区振興課)
予算要求案は、中央区に編入される他区の分の必要額を一括して中区役所費として作成している。「三方原地区」として明記するものではなく、説明用に示したもの。
(佐藤委員)
「北区DEまつり」の代替事業名が「(仮称)奥浜名湖DEまつり」になっているこの名称でいくのか。また、区再編後の行政センターの組織構成や職員数はどのようになるのか。
(区振興課)
イベントの名称は、予算要求時の仮称で正式名称は今後決めていく。
再編後の組織案は、現在の区振興課、区民生活課、まちづくり推進課が「北行政センター」となり、社会福祉課、長寿保険課は、「浜名区福祉事業所」の出先機関になる。健康づくり課は、健康づくりセンターに名称変更され、「浜名区健康づくりセンター」の出先機関になる。詳細は、議会議決後に機会を設けて説明したい。
(野末委員)
地域力向上事業の区課題解決事業の予算が減額なっているが実態に合っているのか。また、地域遺産センターの建物の3階部分が利用されていない。改修して有効利用しないのか。
(区振興課)
地域力向上事業に新たに「協働センター等を核とした地域課題解決事業」項目を設けている。トータルでは減額ではない。
(堤区長)
地域遺産センターは、文化財課の所管になるので申し伝える。
(萬立委員)
令和6年度の予算編成はどのように行っているか。
(堤区長)
各部局から必要予算を要求し、それを財政課で取りまとめて査定し予算編成を行っている。
(鈴木孝市委員)
地域を元気にするための事業は今後も必要なので、満額回答が得られるよう、職員には査定を頑張ってもらいたい。
(柴田委員)
新設した「協働センター等を核とした地域課題解決事業」は、どのような事業を想定しているか。
(区振興課)
地域団体と協働して地域課題を解決するために活用していただく予算で、各行政センターに15万円を配分するもの。都田協働センターでは、健康と地域の認知度を上げるためのノルディックウォークを開催すると聞いている。
(伊藤委員)
「北区DEまつり」の代替事業名に、仮称だが「奥浜名湖」が入っている。誤解が起きないよう名称の取扱いに注意願う。
(外山委員)
引佐と三ヶ日協働センターは支所になるので、予算書の事業項目の名称を「支所」に変更したらどうか。
三ヶ日地区の北幹線道路の早期全線開通を望むが、どうしたら工事の順位を上げられるか。また、沿線の小学校が工事の事を知らないこともあったので、事業の進め方についても聞きたい。
(区振興課)
第1種協働センターの名称変更に伴い、「支所」も含まれるよう事業名称を協働センター「等」にした。
(北土木整備事務所)
北幹線道路の工事要望は、自治会連合会長名で要望してもらうのがよい。工事の内容や進め方等については後日担当から連絡する。
(鈴木登志郎委員)
「北区DEまつり」の予算は、三方原地区が抜けることによってその分の予算が中央区に配分されるのか。
(区振興課)
この事業は、それぞれ地域特性のある地区が一つの区になることを早期に進めるために、「地域の融和と一体感の醸成」を目的に取組んだもの。中央区役所は、再編後に同様のイベントの開催は困難だとの判断をしている。旧北区地域として同様のイベントを続けるにあたり、区は違っても三方原地区を排除することは考えていない。対応については今後予算が確定した段階で、実行委員会で検討していく予定。
(竹田委員)
区の大事業であるイベントの実施は、昨今の物価上昇に伴い、特に警備に係る経費が上がっている。増額が認められるよう強く要求するようお願いする。
(大野会長)
本日出た意見を参考に答申案を作成し、次回に審議いただく。
(2)協議事項
イ令和5年度地域力向上事業(助成事業)の提案について
【北区区振興課が、当該事業の提案から採択までの流れ、提案事業の概要、区協議会員による審査の方法等について、項目、基準を具体的に示すとともに、一次審査での意見等を加えて詳細に説明を行った。】
(鈴木登志郎委員)
この事業の目的である三ヶ日文化ホールの周知と活用は、行政がやるべきことで市の主催事業でもいいのではないか。実施団体の実績がなく、評価をどのようにおこなったか。申請団体の実績を分かる様に記載してもらいたい。
(区振興課)
評価については、現行の評価基準に則って行っている。現在、全市で基準の見直しを行っており、ご意見については所管課に伝える。
(三ヶ日協働センター)
申請団体の母体は、10年来の三ヶ日文化ホールの利用団体であり資金面での心配はないと承知している。
(まちづくり推進課)
三ヶ日文化ホールは、音響や照明効果に優れた固定席の施設であるため、地域の方々が多目的に利用するには少し難しく、提案のようなコンサートで利用していだけるのは大変ありがたい。
(竹田委員)
音楽を演奏するからにはジャスダックへの著作権上の支払い義務があると思うが、予算書には含まれているか。
(区振興課)
著作権上の支払いについては、団体に委員からのご意見をいただいたことを伝え、確認していただく。
(大野会長)
本日の意見を加味したうえで、提案事業の採択の可否については区長さんに判断をお願いする。
(1)地域情報について
野末彰委員から、引佐・奥山地域に産業廃棄物最終処分場が稼働しているが、トラックの搬入台数など当初の約束は守られているか。
(区振興課)環境部へ確認する。
外山委員から、「三ヶ日かわら版9月号」および「三ケ日ふれあいフェスタ」について紹介があった。
(2)次回の開催について
10月11日(水曜日)午前10時から北区役所3階31・32会議室での開催が了承された。
【事務局より】
次回の区協議会終了後、研修を予定しているので、資料を持参いただきたい。
(立岩副会長)
本日の協議会の内容は、各選出団体での情報共有をお願いする。
以上で、令和5年度第6回北区協議会を終了する。
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