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更新日:2024年3月26日

令和5年度第10回天竜区協議会議事要点

  • 日時:令和6年1月25日(木曜日)午後2時00分~3時19分
  • 会場:天竜区役所21・22会議室
  • 次第

1.開会

2.会長あいさつ

3.区長あいさつ

4.議事

(1)答申事項

ア市営芋堀団地の廃止について

イ天竜衛生センターの廃止・解体について

ウ浜松市ふるさと北遠振興基金に関する条例の廃止について

(2)協議事項

区協議会に関する要綱について

(3)地域課題

中山間地域振興計画について等

(4)その他

5.その他

6.閉会

1.開会

本会議は、浜松市区及び区協議会の設置等に関する条例第27条第3項の規定に基づき、委員の過半数が出席し、会議が成立したことを確認。上平安利委員、小泉孝保委員、牧内真美委員、南屋裕康委員、三室正夫委員の会議欠席を事務局から報告。

2.会長あいさつ

(会議録署名人の指名)

会議録署名人に天野則子委員と伊賀康司委員を指名。

3.区長あいさつ

4.議事

 

(1)答申事項(一括審議)

ア市営芋堀団地の廃止について

≪事務局が資料に基づき説明≫

(進藤博行会長)

本日欠席の三室正夫委員からの意見を代読する。

今回諮問された事項に対する答申書の書き方について、いずれも「適切であると認めます。」と書かれているが、何をもって適切と判断したのか、何が適切なのか意味が理解できない。

協議会委員として諮問内容によって地域にとって有益なことが多いと判断されれば、適切という言葉を使用しても良いが、そうでなければ「適切」という言葉の使用はいかがかと思う。

今回の芋堀団地の件、北遠振興基金の2件については、「適切である。」ではなく「受容すべきと判断します。」という言い方を、例として提案する。

また、「地域の発展に資する取り組みを検討すること。」は「地域の発展に資する取り組みを検討、実践すること。」に変更すべきと思う。

他の委員からも意見があったが、現在の芋堀団地は被害を受けており廃止はやむを得ないが、ただ廃止ではなく次に新しい市営住宅の建設や空き家の有効利用についても考えてほしいという意見がほとんどだった。そのあと、三室委員からの意見が届いている。

副会長と協議した中では、地域の発展に資する取り組みを検討することについて、市営住宅の建設を検討する、空き家の有効利用を検討するという積極的な取り組みを条件として、廃止はやむを得ないと考えた。三室委員からは検討だけでなく検討・実践となっている。検討すれば実践につながるものかもしれないが、ぜひ実践という言葉も答申内容に入れたい。

(髙氏秀佳委員)

芋堀団地についてこれだけの議論をしてもらえることに住民として感謝する。旧佐久間町の時代にいろいろな地域にたくさんの若者が住んで、そこで地域振興を進めていこうということで、山香や浦川にも建てられたものであり、このような意見書を付けてもらえることはありがたいことである。答申については、検討だけでなく実践も含めることで、また違った芋堀、城西地区ができてくるのではないかと考える。

(進藤博行会長)

文末の表現については、「取り組みを検討、実践すること」に変更する。

もう1点の「適切である」ではなく「受容する」とする件については、「適切である」であれば正しいといったような意味になり、「受容する」であればもっと考える余地があるということになるのではないか。この件について、会長と副会長に一任してもらえるか。

(鈴木勝夫委員)

今後のスケジュールを考えると今回答えを出さなければならない。回答は委員の合意のうえで決定してはどうか。

(進藤博行会長)

ここで提出するものはあくまでも協議会で話し合った結果である。大事なことなので、委員の合意を得たい。「適切である」とすべきか「受容すべきと判断する」とすべきか。決を採りたい。

-挙手にて「受容すべきと判断する」が多数-

(進藤博行会長)

この結果をもとに答申書を作成する。

 

イ天竜衛生センターの廃止・解体について

≪事務局が資料に基づき説明≫

(進藤博行会長)

意見がないようである。本件については答申案のとおり答申するとしてよろしいか。

-異議なし-

(進藤博行会長)

答申案のとおり答申する。

 

ウ浜松市ふるさと北遠振興基金に関する条例の廃止について

≪事務局が資料に基づき説明≫

 

(進藤博行会長)

芋堀団地の案件と同様に三室委員からの意見が届いている。基金についての意見はいかがか。

(竪山正之委員)

前回の三室委員の意見は、1億円の返還が不要ではないかというような話であったが、今現在、運用が難しく使いづらいものになっているのでこれに代わる使いやすいものを提案していくという趣旨であった。基金の廃止については適切とするが、違う形で予算の確保をするというようなことだったと思う。

(進藤博行会長)

基金を廃止することと残金を天竜体育館に使うということは別の話で、天竜体育館ではなく別のところに使ってほしいという声があればそれはそれという話になる。基金を廃止するということはやむを得ないことで、廃止にあたり県に出資金を返さなければならないのであれば対応せざるを得ない。基金の使い道の検討がまだ可能であれば話したいが、いかがか。

(天竜区長)

今回は条例の廃止についての諮問であり、それに対する答申の内容を検討してほしい。三室委員からの「受容すべきと判断します」と「適切であると認めます」について決を採ってほしい。

(進藤博行会長)

委員からの意見をお願いする。

(海老原政彦委員)

条例の廃止について判断するということだった。前回の説明の中でも今年度当初予算で議決されており、基金そのものを残すかどうかの判断は区協議会の答申するべき内容ではないか。あくまでも条例の廃止のみを判断するか。

(区振興課長)

基金を取り崩して体育館の工事費に充当することについては平成30年の区協議会の委員に話をしている。予算についても議決されており、財源の使い道は決定している。県出資金の1億円についても県との取り決めの中で返還しなければならない。今回は条例の廃止について答申してほしい。

(進藤博行会長)

「適切である」とすべきか「受容すべきと判断する」とすべきかに絞って意見を聞きたい。

(鈴木勝夫委員)

この件についても、挙手で決めたい。

(進藤博行会長)

挙手にてお願いする。

-挙手にて「適切である」が多数-

(進藤博行会長)

この結果をもとに答申書を作成する。

 

(2)協議事項

区協議会に関する要綱について

≪区振興課が資料に基づき説明≫

(海老原政彦委員)

天竜区協議会会議運営要綱第3条第3項「委員に欠員が生じた場合には、欠員となった委員が属する地域協議会から委員を補充するものとする。」とあるが、地域協議会が存在しないため誤りではないか。

(区振興課長)

指摘のとおりであり、内容を修正する。

(進藤博行会長)

過去の例からみると、欠員が生じた場合には所属の推薦団体から補充している。

(海老原政彦委員)

天竜区協議会公募委員選考要領について、以前に指名委員があり公募委員が1名であった。その点の記載はないか。指名委員の設定があるのであれば、ここに記載すべきではないか。

(区振興課長)

公募委員は2名と定めていた。しかし、応募が1名のみであったために指名とした経緯がある。その点の文言については持ち帰り検討する。指名についても記載すべきということでよいか。

(海老原政彦委員)

認識の誤りがあった。2名公募したが申し込みが1名であったために指名したか。その場合はその点も明文化したほうが良いのではないか。

(3)地域課題

ア中山間地域振興計画について

(海老原政彦委員)

広報はままつ12月号と一緒に配布された「はままつ市議会だより第198号」によると市議会の昨年9月定例会での議員から第三次中山間地域振興計画についての質問があり、計画策定にあたっては地域住民の生の声を聴く機会として幅広い住民が参加する集落座談会が開催されていることを知った。現在までに、この集落座談会がどの地区でどのように開催されているか。また、最終的に何回の座談会が開催されるか。

(市民協働・地域政策課中山間地域振興担当課長)

集落座談会は全体で22回開催した。中山間地域とその類似地域で開催しており、内訳としては天竜地域4回、春野地域4回、佐久間地域4回、水窪地域3回、龍山地域2回、引佐地域3回であり、中山間地域の類似地区として都田地区の滝沢・鷲沢地区で1回、三ヶ日地区で1回である。参加者については自治会や地域活動団体、また、高等学校の生徒や若年層世代など様々な人から意見が出されている。地域の全般的な状況や地域の今後について座談会方式やワークショップ形式により実施した。22回全て終了済みである。

(海老原政彦委員)

天竜に住んでいるが集落座談会が開催されていることをだれからも聞いていなかった。他の委員は聞いていたか。

(進藤博行会長)

春野町川上地区に住む若い人がどのように考えているかということで人選の依頼があった。かかわりがそこまでであったので、会がどのようであったかはいずれ聞いてみたい。

(海老原政彦委員)

座談会で出された意見は、どこかで公開する予定があるか。

(市民協働・地域政策課中山間地域振興担当課長)

座談会での意見は現在集計中である。公表については未定だが、集計した意見は何らかの形で区協議会には提示したい。

(海老原政彦委員)

区協議会委員には、と言われたが、委員に公表するのであれば広くホームページで公表するのが当然である。

中山間地域の生の声を座談会やワークショップにより集めているということだが、都市部に住む人たちが中山間地域のことをどう考えているのか、中山間地域にどういった期待をしているのかが気になる。その点をヒアリングやアンケート調査を行う予定はあるか。

(市民協働・地域政策課中山間地域振興担当課長)

都市部の市民を対象としたアンケート調査を今後行う。このアンケート調査は都市部だけでなく中山間地域を対象としたものも同時に実施する。秋頃には広くパブリック・コメントを実施し、意見を集める予定である。

(海老原政彦委員)

都市部の住民が中山間地域のことをどう考えているのかということは、とても重要なポイントである。現在の計画の重点方針1として「人の流れをつくる~市民同士の交流から生まれる地域づくりを推進します~」とある。これは相互の理解があって初めて交流が深まるものであるそういったことを把握するよう期待する。

同じく議会の定例会において議員からの旧市町村単位での地域ビジョンを明確にする用意はあるかとの質問に対し、市民部長からは今回の計画では地域ビジョンについては考えていないという答弁があった。地域ビジョンとはどういったものか。

(市民協働・地域政策課中山間地域振興担当課長)

昨年の市議会での質問については、旧市町村単位での目標像のことであったと認識している。

(海老原政彦委員)

具体的にはどうか。

(市民協働・地域政策課中山間地域振興担当課長)

議員からの質問により認識しているものである。地域ごとの将来的なビジョンについてであったと認識している。

(海老原政彦委員)

議員からの「地域ビジョン」という言葉について議員と担当課の間でコミュニケーションをとっていないか。具体的な形についての話し合いはなかったか。

(市民協働・地域政策課中山間地域振興担当課長)

議員からの話では旧市町村単位で定めるというものであったが、今回の中山間地域振興計画では中山間地域全体を対象としたビジョン等を定めていくものを考えている。さらに細かく地域ごとの計画を作るべきではないかという趣旨であった。

(海老原政彦委員)

旧市町村単位でのつながりが強いので、細かい地域に落とし込んだ中山間地域振興計画すべきということか。市民部長からは地域で、地域ビジョンを策定したいという主体的な意見があれば地域と行政が一緒になって地域ビジョンづくりを進めていきたいという回答があった。地域ごとに個性があるので、地域ビジョンを策定することが可能であることを中山間地域振興計画の中に盛り込むと、より地域の人たちのやる気やモチベーションにつながる。検討してほしい。

(進藤博行会長)

地域ビジョンという言葉が以前から存在したかはわからない。他の区では地区コミュニティ協議会を真剣に考えているところがある。天竜区ではこの区協議会を充実させようということになっている。地域ごとに話し合うことは大事である。地区コミュニティ協議会で話し合うのか、それを区協議会で検討し、天竜区の声とする流れにしなければならない。急に上層部に話が伝わるのではない。地区コミュニティ協議会が、区協議会との連携を取りながら天竜区としての声をあげていくほうが良い。今後の課題として話していきたい。

(圡田哲也委員)

中山間地域振興計画は、個人的にも非常に重要なものと考えている。中山間地域振興の施策や活動の指針である。次回も10年計画で行われると思うが、10年後の天竜区はどうなっているのかと考えて計画を立てる必要がある。

中山間地域の住民として、街づくりに携わりながら感じることを話す。具体的には、人の流れを形成しなければ、すべての施策が難しいと考えている。人の流れを促進するためには、地域を潤す最も重要な要素は、働く場所、すなわち産業の力であると感じる。特に、天竜区においては、主要な産業は農業や林業などの第一次産業ではなく、実は第二次および第三次産業である。第一次産業の就業人口は僅かに4%以下であり、残りの9割以上が第二次および第三次産業で占めている。小売、飲食・宿泊、サービス業だけでもそのうちの5割以上を占めている。したがって、林業や農業の推進も重要だが、特に中山間地域における第三次産業の施策を検討することが望ましいと考える。これにより、地域経済の活性化と共に、人々の生活向上に寄与することが期待される。検討をお願いする。

(市民協働・地域政策課中山間地域振興担当課長)

≪資料に基づき説明≫

第二次中山間地域振興計画の計画期間については、平成27年4月から令和7年3月となっており、現在第三次の計画を作成している。現在の計画は10年間の定めであったが、中山間地域を取り巻く環境は非常に激しく動いていることから第3次については計画期間も含めて検討していく。人の流れが重要という考えについては、現計画の重点目標の1つ目に掲げているように非常に重要と考えている。中山間地域と都市部を結ぶような交流を生み出す事業を計画している。昨年ではプレ葉ウォーク浜北で、都市部の住民に中山間地域に関心を高め、山の魅力を発信するイベントを開催した。このほかにも子ども中山間地域交流事業ややまもりアドベンチャー、ラジオでの発信など様々な計画をしている。

(圡田哲也委員)

10年間の計画と考えると、人口の推移や高齢化率など不安になる地域もある。柔軟な期間での計画をお願いする。

(進藤博行会長)

第一次産業だけでなく第二次、第三次産業の発展についての回答はいかがか。

(圡田哲也委員)

その点も回答が欲しいが、現段階ではあまりまとまっていないか。

(市民協働・地域政策課中山間地域振興担当課長)

第三次産業について回答する。第三次産業は中山間地域振興に非常に大事である。市の施策としては例えば、コミュニティビジネス起業資金貸与事業を行っている。中山間地域に移住して新たなビジネスを立ち上げる人に対し起業資金を貸与するものであり、一定期間移住したうえで事業を起こした場合、貸与の返済を免除する制度である。この制度を活用して地場産品を生かしたカフェの開業などの第三次産業、サービス産業の開業や地域振興に資する事業となっていると考える。こういった事業の充実も検討しなければならないと考えている。

(圡田哲也委員)

事業の紹介もあり、感謝する。産業振興課においても施策がつくられているので、タイアップをお願いする。

 

イ防災における男女共同参画について

(海老原政彦委員)

今年は正月の初めから能登半島地震が発生し、テレビ画面を言葉もなく見つめていた。それに関連し、以前から気になっていたことを質問する。

2020年5月内閣府男女共同参画局が災害対応力を強化する女性の視点~男女共同参画の視点からの防災復興ガイドライン~を作成した。それ以降、浜松市議会でも浜松市の現状について男女共同参画が進んでいないということで定例会や委員会の中で質問が出ている。地域防災の要である自主防災隊の現状について聞きたい。天竜区における自主防災隊の女性隊長の割合と女性防災委員の割合はどうか。

(区振興課長)

天竜区における女性自主防災隊長は188隊中1人で約0.5%である。市全体では789隊中4人で約0.5%である。また、天竜区における女性防災委員の割合は447人中27人で、約6%、市全体では2,293人中117人であり、約5.1%となっている。

(海老原政彦委員)

非常に少ないということが実情である。この現状をどのようにとらえるか。また、女性の参画が進まない原因をどのように分析しているか。

(区振興課長)

市としても防災における男女共同参画の必要性は認識している。自主防災隊には機会を捉えて女性の参画をお願いしているところである。女性参画が進まない理由としては根本的に自治会活動に対する人材不足、さらに女性の参画となれば、また更に難しい状況になる。

各地域に存在する防災士、災害ボランティアコーディネーターなどの女性防災人材を自主防災隊が把握していないことも原因と考えている。

(海老原政彦委員)

女性防災士等を自主防災隊が把握していないと説明があったが、どうして把握していないか。今後確認してみたい。

自分の自治会の中で、少しでも女性の参画を増やそうと取り組んでいるが、12月の防災訓練の時が、最も意識が高まる時である。防災訓練に先立ち内容や訓練後の報告書などを各地涌防災隊に配付している。その時に内閣府が作成したガイドラインの概要を同封したり、防災訓練において女性の視点が重要であることを理解させるような形をとったりしてはどうか。静岡県では国に先駆け、2013年に男女共同参画の視点からの防災手引書を作成している。男女共同参画の視点からの防災についてというホームページでは具体的な自治体の実例も紹介されている。例えば防災訓練において男女の役割を入れ替える。炊き出しを男性がやり、消防ポンプの訓練を女性がやることや、性別に固定されない消防、防災訓練の実施をしている自治会や、避難所の運営マニュアルを男女の話し合いで決めた事例などが紹介されている。浜松市でもぜひ防災訓練の機会を捉えて自主防災隊における女性参画を積極的に進めてほしい。

(区振興課長)

市としても女性の参画の必要性が高いことは認識している。それをふまえて令和4年度、5年度において旧浜北区をモデルに防災に興味のある女性と自主防災隊のマッチング事業を行っている。実際に、自主防災隊と女性の顔合わせや事例紹介など研修会のようなものを実施している。総務省のガイドラインの配付については女性と自主防災隊とのマッチング事業の推進拡大と合わせて意見を参考にする。

(海老原政彦委員)

この件については、また別途質問することがあるかもしれない。

他の委員に質問したい。防災訓練において女性の意見をどのように吸い上げているか。また、どのように女性の視点を重要視しているか。その点を共有したい。

自分の地域では女性のほうが多い。そのためにも何かヒントが欲しい。

(進藤博行会長)

女性を防災委員にしようとしているとのことだが、その時に地元の女性はどんな反応をするか。

(海老原政彦委員)

まだまだ難しい。そのため防災訓練の前の、今年の訓練について話し合うときに、婦人会に入ってもらっている。防災倉庫の備蓄に関しても数年前からリストを女性に見てもらい、必要なものについても意見をもらって備蓄を増やしているところである。

(進藤博行会長)

十分に女性が参加しているようである。

私の自治会では6つの組のうち2つが女性組長である。このため組長会に2名の女性が出席することになっている。男女3名ずつになるのが理想と思っている。ただ防災隊長となると、そこまではという話になる。先日、名古屋から戻ってきた女性が、福祉の仕事をしていたから防災について避難誘導などがあれば手伝うことができるという申し出があり防災委員の中の避難担当に入ってもらった。

なんとなく、女の出る幕ではないというような雰囲気を払拭するところから始めなければ、固まった考え方になってしまうので、行政からの言葉よりも地元での話し合いや意識の変化がまずは大事である。

防災について女性は大事な役割を担っていると感じるが、皆はどうか。

先週、町内で火災があった。我々の小さな自主防災隊では仕事等で人がなかなか集まらず、自主防災隊員でないとポンプを持ち出せないとなると時間がかかってしまった。他にも同じようなところがあると聞いた。自主防災隊を決めてしまっておくとそれ以外の人ができないとなるのが一番よくないと感じた。年配であっても火事があったら皆で助けるというような機運づくり、地元の話し合いや空気を作ることが大事だと実感した。

(海老原政彦委員)

女性の感覚について大きな話をしても何をしてよいのか、つかみどころがない話になるので、実例集のように具体例を挙げて女性の視点を取り入れられるようなアプローチをしたほうがわかりやすい。そういったものがあれば、これならできる、こういったことを取り入れようとなる。事例集があれば性別に固定されない防災訓練が可能になるので検討してほしい。

(区振興課長)

自分の地域の自主防災隊は3人中1人が女性である。ただ、訓練においては男性がテント張りや消火訓練、女性は炊き出しといったように、昔からの男性は仕事、女性は家庭というような考えが無意識のうちに役割分担に染み付いてしまっている。先ほど話のあった県の手引書の中に、そういった形は好ましくないという記載もあったため参考にし、今後検討していきたい。

(進藤博行会長)

国の考えが該当するかといえば、地域によってその実情が全く違う。自分たちで話し合うことを徹底していい組織を作っていければよい。

 

(4)その他

 

天竜土木整備事務所からの報告

≪災害の復旧状況について天竜土木整備事務所が資料に基づき報告≫

 

5.その他

次回開催予定

日時:令和6年2月21日(水曜日)午後2時00分
会場:二俣ふれあいセンター2階ホール

6.閉会

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浜松市役所天竜区区振興課

〒431-3392 浜松市天竜区二俣町二俣481

電話番号:053-922-0011

ファクス番号:053-922-0049

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