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更新日:2024年3月11日

令和5年度第8回西区協議会 議事要点

1 開会

2 会長あいさつ

3 区長あいさつ

4 議事

(1)協議事項 第7号 保健・福祉・医療関連計画(案)のパブリック・コメントの実施について

<議長が、中村重男委員と浜井卓男委員を会議録署名委員に指名>

(1)第5次浜松市地域福祉計画(案)

<福祉総務課 渡辺 貴史 課長 から説明>

【事前質問】(河瀬 俊夫 委員)
市民アンケート調査の結果について、年代別・男女別の調査結果はありますか。

(福祉総務課 渡辺 貴史 課長)
年代別・男女別の調査結果もあります。浜松市ホームページに公開してあるので、そちらをご覧ください。年代別・男女別調査の結果も含めて全体的に分析して次期計画の策定に活かしてまいります。

【事前質問】(中村 久実 委員)
市民アンケートの配付数と回収数がいずれも浜松市全人口の1%にも満たないが、反映された結果と言えるのでしょうか。

(福祉総務課 渡辺 貴史 課長)
統計調査の一般的な目安として信頼水準95%、誤差率5%を満たすには回収数が最低400件と言われており、今回の回収数は1,007件だったので信頼できる結果だと考えています。

【事前質問】(中村 久実 委員)
回答結果の年代・男女比率を教えてください。

(福祉総務課 渡辺 貴史 課長)
男女別では男性が43.1%、女性が55.5%です。年代別では20代が5.7%、30代が11.3%、40代が16.9%、50代が19.8%、60代が19.1%、70代以上が26.1%となっています。

(河瀬 俊夫 委員)
2017年に「はままつくらしのガイド」が全世帯に配布されましたが、今回の区割り再編に伴って改めて「くらしのガイド」を配布しますか。

(福祉総務課 渡辺 貴史 課長)
「くらしのガイド」は広聴広報課で作成しています。定期的に作成していると聞いていますが、広聴広報課に確認してからお答えします。

(河瀬 俊夫 委員)
区割り再編に伴って多くの資料が変わってきます。市民が理解できるように、各世帯に「くらしのガイド」を速やかに配布すべきだと思います。

(藤田 年春 委員)
アンケート結果によると、「地域のボランティア活動に参加したくない」という市民が70%近くいます。どう認識していますか。

(福祉総務課 渡辺 貴史 課長)
確かに「参加したくない」という割合は高く感じますが、地域の担い手不足が深刻化する状況下で、35%の方が「ボランティアに参加したい」と回答しており、そのような方が活躍できるようニーズとマッチングさせることが重要であると考えています。

(藤田 年春 委員)
では、どのようにして「ボランティアに参加したい」という方々を集めたいと考えていますか。

(福祉総務課 渡辺 貴史 課長)
市社会福祉協議会とボランティア養成講座を実施しており、ボランティアに意欲のある方を地域の活動に案内するという事も行っています。地区社会福祉協議会の活動においても、地域住民をうまくまき込める工夫ができるように支援し、様々な方を活動につなげてまいります。

(2)第4次浜松市障がい者計画(案)

<障害保健福祉課 久保田 尚宏 課長 より説明>

(河瀬 俊夫 委員)
障がい者福祉に関して、政令指定都市の中で浜松市はどのように評価されていますか。「分野別施策一覧」について、どのように市民に周知するのか教えてください。

(障害保健福祉課 久保田 尚宏 課長)
浜松市では、国の第5次障がい者基本計画に基づいて施策を進めています。分野別施策については、パブリック・コメントを頂いた後、3月までに冊子を作成するほか、市のホームページで周知します。

(藤田 年春 委員)
視覚障がい者向けの音の出る信号機が西区内には1つも無いと聞きました。「視覚障がい者の外出応援事業」では環境整備について触れられていませんが、視覚障がい者が外出しやすい環境整備を進める予定はありますか。

(障害保健福祉課 久保田 尚宏 課長)
分野別政策の「福祉のまちづくり推進」として、公共施設や道路のユニバーサルデザイン化の推進を所管各課で進めていきたいと考えています。

(藤田 年春 委員)
既に自治会から静岡県警に視覚障がい者用信号機の設置を要望しています。視覚障がい者用信号機の設置が実現することを期待しています。

(3)はままつ友愛の高齢者プラン(案)

<高齢者福祉課 亀田 岳史 課長 から説明>

(河瀬 俊夫 委員)
高齢者が求める福祉施策のうち、日常生活支援が多くを占めていますが、具体的にどのような支援が求められるのでしょうか。

(高齢者福祉課 亀田 岳史 課長)
市民の方々の話を聞いていると、買い物、移動、ゴミ出しなどが大きな負担になっていると伺っています。

(藤田 年春 委員)
高齢化が深刻化する中で、今後の計画は「予防」という面に重点が置かれることになると思います。西山病院のデイケア施設が新しくなりましたが、どのように受け止めていますか。

(高齢者福祉課 亀田 岳史 課長)
「予防」を前提として最新器具をそろえており、医学的見地を踏まえながら地域の方々の健康維持に一生懸命取り組んでいるという印象を持っています。

(藤田 年春 委員)
西山病院は従来の施設と異なり趣味を取り入れており、各利用者の趣向に合わせて趣味が楽しめるようになっています。ぜひご覧ください。
また、先日篠原地区でボッチャ大会が開催され、鈴木かおり委員に参加していただきました。参加してみていかがでしたか。

(鈴木 かおり 委員)
思っていたよりも参加者が多く、大会関係者の皆さんの努力が伺えました。また、1ゲームに1人1回は必ず投げるというルール、リーグ戦の後にトーナメント戦を行うという試合進行のおかげで、試合数も確保されて十分に楽しめたと思います。さらに、投げるのが得意な方や盛り上げるのが得意な小学生も大勢いて、とても楽しい時間を過ごせました。

(藤田 年春 委員)
このボッチャ大会のように、小中学生と高齢者が交流できる機会を行政が推進することで、高齢者の健康増進につながると思われます。よろしくお願いします。

(高齢者福祉課 亀田 岳史 課長)
子どもと高齢者の交流により、高齢者は元気をもらい子どもは高齢者への理解を深めるという相互効果が期待できます。市の組織全体で取り組んでいきたいと思います。

(4)第3次浜松市がん対策推進計画(案) 

<健康医療課 高井 健太郎 課長補佐 から説明>

(藤田 年春 委員)
がん早期発見の点で、浜松市のがん検診受診率一覧の中に前立腺がんが入っていないのはなぜですか。

(健康医療課 高井 健太郎 課長補佐)
本計画は国の基本的計画を踏まえて策定されており、国の基本計画では前立腺がんの目標数値が定められていないので、浜松市のがん検診受診率一覧に入っていません。

(藤田 年春 委員)
私は医療費の限度額認定を利用していますが、制度を正しく理解しておらず、薬局ごとに限度額認定を行っているという事を知りませんでした。がん対策と並行して、医療費限度額認定制度の周知、特定検診の啓発をお願いします。

(田澤 健司 会長)
せっかくですので、高額医療費限度額認定制度の説明をお願いします。

(健康医療課 高井 健太郎 課長補佐)
簡単に説明すると、医療費が高額になった場合一定額までは負担していただき限度を超えた分は免除されるという制度になっています。がん患者には、がん診療連携拠点病院のがん相談支援センターで高額医療費の申請について情報提供するようにしています。

(中村 久実 委員)
がん対策として、子宮頸がんワクチンの接種率を増加させるという目標は入っていないのでしょうか。また、現時点での浜松市のワクチン接種率を教えてください。

(健康医療課 高井 健太郎 課長補佐)
子宮頸がんワクチン接種は計画目標には入っていませんが、国や県の動向を注視しながら検討し、子宮頸がん検診及びワクチンの必要性を市民に周知・啓発するよう取り組みます。

(健康増進課 渥美 雅人 課長)
子宮頸がん検診、ワクチンについては、後ほど説明する健康はままつ21の中に入れております。令和4年度のワクチン接種率は、41.2%となっています。

(5)第4次浜松市自殺対策推進計画(案)

<健康医療課 高井 健太郎 課長補佐 から説明>

(藤田 年春 委員)
自殺対策について、自殺の主な原因は職場の労働環境であると考えています。職場環境のストレスを家庭に持ち込んでしまう事で家庭環境が乱れ、自殺につながってしまうと思われます。社会保険労務士や産業医、商工会議所の経営指導員と連携し、労働者と関わるという仕組みづくりを進め、自殺対策に参画していただきたいと思います。

(6)健康はままつ21(第3次浜松市健康増進計画・第2次浜松市歯科口腔保健推進計画・第4次浜松市食育推進)(案)

<健康増進課 渥美 雅人 課長 から説明>

【事前質問】(中村 久実 委員)
災害時に備えた食糧備蓄の推進について、備蓄だけでなく防災食調理の推進もあると良いと思います。中学生を対象とした防災食調理実習を体験することで、意識の向上と有事に備えた実践力が身に付くと思います。

(健康増進課 渥美 雅人 課長)
防災食調理の方法としてのパッククッキングについては、本市防災学習センターの一般向け講座でも実施し、好評をいただいています。また、地域防災訓練で自主防災隊と共に児童・生徒が参加する炊き出し訓練を実施している事例もあります。その他、小学5年生以上を対象とした非常用保存食を試食する講座も用意しており、非常用食料の備蓄にあわせて、備蓄食料の調理体験も実施しており、引き続き防災食調理の推進も行います。

(中村 久実 委員)
私の子供は現在高校2年生ですが、そのような講座はなかったと記憶しています。この講座はいつから実施しているのでしょうか。災害時に即戦力になってもらうためにも、中学生のうちに防災食の調理実習を体験してもらうべきだと思います。

(河瀬 俊夫 委員)
小中学生の朝食欠食率について取り上げられていました。これは、意思をもって朝食を食べないという選択をしているのか、食べたくても貧困で食べられないという状況なのか、教えてください。

(健康増進課 渥美 雅人 課長)
市民アンケートの結果で、家庭状況までは把握できません。

(河瀬 俊夫 委員)
このような厳しい時代ですので、食べさせたくても食べさせられないという家庭もあると思います。成長期の子ども達が朝から食べられないというのはとても悲しいです。難しいかもしれませんが、家庭状況にも踏み込んだ調査を行っていただくようお願いします。また、若年層でも5人に1人が朝食を摂っておらず、社会人が朝食を食べないというのは問題だと感じます。朝食を食べない人を減らすためには、各企業との連携、アプローチが必要であると思います。さらに、「企業や店舗と連携して食の環境整備を図る」とのことですが、具体的に何をしますか。

(健康増進課 渥美 雅人 課長)
若い世代に対し、しっかりとした生活を送ること、食事を摂ることを推進すべく、民間企業に周知・啓発を行なうことを予定しています。
企業や店舗と連携した食の環境整備ですが、野菜の摂取と減塩に重点を置いています。現在、認証を与えている企業・店舗が300ほどあり、それらの企業と連携して野菜を多く使用した商品開発、減塩コーナーの設置といった活動を行い、食の環境の向上を図っております。

(中村 久実 委員)
「歯と口と健康」についてですが、一番重要なのは歯の磨き方です。しかし、歯の磨き方という指導が学校でも家庭でも不十分なように感じます。磨き方の指導に力を入れるべきだと思います。

(健康増進課 渥美 雅人 課長)
行政の取り組みとして、幼稚園・保育園での歯の磨き方、口のすすぎ方を指導しています。

(藤田 年春 委員)
余談ですが、がん治療において口腔ケア・歯周病対策は非常に重要で、歯磨きを徹底しています。抗がん剤を点滴すると白血球が弱体化するため、この状態で歯周病にかかると口腔内が取り返しのつかない事になると言われています。参考までに申し上げます。

協議事項 第7号 保健・福祉・医療関連計画(案)のパブリック・コメントの実施について まとめ

(田澤 健司 会長)
一通り意見や質問が出ましたので、ここからは協議事項第7号全般に関するご意見・ご質問を改めて伺います。特に委員の中には、日頃から保健・福祉・医療に携わっている方もいますので、ぜひご発言をお願いしたいと思います。

(五十川 智子 委員)
『一般社団法人ここみ』です。子育て支援・親子支援に主軸に活動しています。現在浜松市内には、「子育て支援広場」という未就園児・未就学児が親子で遊びに来る広場が25カ所あり、うち3カ所をここみが運営しています。(5)自殺対策推進計画に「女性の自殺対策」がありましたが、子育て支援広場も産後鬱(うつ)や親子の孤立を防止すべく活動しています。現在、子育て世代は全世帯に対し20%未満となっており、見えにくくなっているという危機感を抱いています。皆さんには、子育て世代を意識して生活していただきたいと思います。子育て支援に携わっていると、「社会と断絶している気がする」「近所にどう思われているか心配」「子育てに悩んだママ友が自殺してしまった」という悩みや不安の子を耳にします。行政で子育て支援を行っていただくことも重要ですし、市民1人1人が子育て家庭を温かく見守ることが重要になってきます。ぜひ意識していただきたいと思います。

(健康医療課 高井 健太郎 課長補佐)
女性の自殺対策は非常に重要だと考えておりますので、頂いた意見を踏まえながら最終案を作ってまいります。引き続きご意見がありましたらお寄せください。

(村上 ひろみ 委員)
(2)障がい者計画について伺います。障がい者の就労移行支援事業についてですが、「企業伴走型障害者雇用推進事業の実施により障がい者雇用の促進を図る」との事ですが、具体的に何を指していますか。また、障がい者の法定雇用率の引き上げについて、「障がい者雇用における算定方法の変更」「障がい者雇用のための事業主支援強化」とは何を意味していますか。具体的な施策を教えてください。
次に、成年後見制度について伺います。現在浜松市内で成年後見制度を希望する方がどれくらいいて、どのように応えられているかという調査はできていますか。また、成年後見制度に関する浜松市の会議があると聞いていますが、私の所属する税理士会は会議に参画させてもらえません。成年後見制度の会議に参画しようとしている団体をなるべく掬い上げるようお願いします。最後に、成年後見制度の充実化に向けた具体的な計画は立てられているのか、教えてください。

(障害保健福祉課 久保田 尚宏 課長)
企業伴走型障害者雇用推進事業とは、企業で働いている障がいのある人の対応の仕方などを専門家から助言を受けながら進めていく事業となります事業主の支援強化では、企業向けのセミナーを実施し先進事例を紹介しながら障がい者雇用を促進します。

(福祉総務課 渡辺 貴史 課長)
成年後見制度の利用促進については、(1)地域福祉計画の中に基本計画も内包しています。パブリック・コメントにご意見をお寄せいただければと思います。

(藤田 年春 委員)
若年性を含めた認知症患者の社会参加についてどうお考えですか。

(高齢者福祉課 亀田 岳史 課長)
今年は認知症基本法が制定されました。基本的な方向性は変わりませんが、認知症患者本人や家族の意見を聞いて施策を推進することが盛り込まれています。浜松市も、認知症当事者の声を聞きながら方向性を定めていきたいと考えています。

(藤田 年春 委員)
愛知県岡崎市に認知症の方々が運営する食堂があり、「当店はメニューを間違えることがある」と公言しているものの人気が絶えないと聞いたことがあります。自治会の仕事には、認知症の方でもできて社会貢献につながるものがあると思いますので、皆さんには認知症の方を横で繋げる努力をしていただきたいと思います。

(田澤 健司 会長)
様々な意見・要望が出ました。担当課はそれらを踏まえて対応をお願いします。

(2)協議事項 第8号 「生物多様性はままつ戦略2024」(案)のパブリック・コメントの実施について

<環境政策課 鈴木 良実 主任 から説明>

【事前質問】(中村 久実 委員)
外来種の目撃情報もLINEによる通報を導入すれば、日時や場所の情報が速やかに得られると思います。導入する予定はありますか。

(環境政策課 鈴木 良実 主任)
今年度から、オンライン上の入力フォーム「LoGoフォーム」で目撃情報を通報できるようになりました。LINEでは登録が必要になりますが、LoGoフォームは登録不要で誰でも通報できます。

【事前質問】(中村 久実 委員)
民有地緑地化推進について、民有地から樹木が道路へはみ出している所を見かけるが、道路交通法違反になることを示していますか。

(環境政策課 鈴木 良実 主任)
樹木交付にあたり、越境等に関する指導は行っていません。ご意見は担当部署にお伝えします。 

(中村 久実 委員)
オンラインのLoGoフォームの存在を知りませんでした。ただ、道路陥没や動物の死骸の情報は従来通りLINEで通報できますし、写真も簡単に送ることができます。登録済みの方だけでも、LINEかLoGoフォームか好きな方を選べるという形にすべきだと思います。

(環境政策課 鈴木 良実 主任)
検討させていただきます。

(3)第9号 浜松市地球温暖化対策実行計画(区域施策編)(案)のパブリック・コメントの実施について

<カーボンニュートラル推進事業本部 野末 泰宏 副技監 から説明>

【事前質問】(中村 久実 委員)
浜松市地域防災計画に安否確認に関する内容は入っていますか

(カーボンニュートラル推進事業本部 野末 泰宏 副技監)
土砂災害などに対する適応策の取り組みとして、「浜松市地域防災計画」に基づいた災害時の行動が定められており、その中に安否確認に関する内容は入っています。

【事前質問】(中村 久実 委員)
雨水対策やかんがい排水等、側溝の泥対策について教えてください。側溝から土が入れば最終的に大きな川に流れつき、川底が上がると思われます。

(カーボンニュートラル推進事業本部 野末 泰宏 副技監)
浸水被害に対する適応策として、「浜松市総合雨水計画」の策定による総合的な浸水対策の推進が定められており、その計画により側溝の改修などによる対策をしています。

【事前質問】(中村 久実 委員)
地域防災計画等に安否確認は入っていますか。

(カーボンニュートラル推進事業本部 野末 泰宏 副技監)
先ほどと同様に、土砂災害などに対する適応策の取り組みとして、「浜松市地域防災計画」に基づいた災害時の行動が定められており、その中に安否確認に関する内容は入っています。

(中村 久実 委員)
災害時の安否確認について特に注力しています。「計画の中に安否確認が含まれている」という回答を頂きましたが、防災訓練では安否確認の訓練は行われていますか。自治会ごとに安否確認の訓練が行われていることは承知していますが、市による情報収集・支援物資の分配といった次段階の訓練を行っていただきたいと思います。

(村上 ひろみ 委員)
ここまでの計画案ですが、網羅性には長けていると感じました。ただ、網羅性を重視するあまり実行性には疑問を抱いてしまいます。「今年はこれを重点的に行う」といった具体的な施策を載せて、もう少し実行性をアピールすべきだと思います。

(カーボンニュートラル推進事業本部 野末 泰宏 副技監)
本計画案は2030年度までの計画として策定しており、長期間の計画として皆様からご意見を頂くというのが趣旨となっています。短期計画とは棲み分けをしております。

(河瀬 俊夫 委員)
「森林資源の活用・林業の活性化」とのことですが、現実問題として林業従事者数は減少し山林は荒廃する一方です。林業従事者の生計が上手く立てられるよう市としてサポートする施策をお願いします。また、地産地消として天竜の木材を使用するということもありますが、費用の面でなかなか手を出せないというのが現実です。天竜美林の付加価値を市がアピールすることで、地産地消の促進・地元経済の活性化に繋がると思います。

(藤田 年春 委員)
林業の活性化と併せて、農業の活性化にも力を入れてください。

( 4 )報告事項 第2号 浜松市立幼稚園・保育園の拠点園及び基幹園(モデル園)の選定について

<幼児教育・保育課 大橋 泰仁 幼児教育指導担当課長 から説明>

(浜井 卓男 委員)
和地幼稚園は今年度の園児総数が8名で、来年度は3名の予定です。園児総数5名未満が2年続けば統廃合の基準を満たしますが、地域や保護者からの理解が得られなければ統廃合にはなりません。また、仮に拠点園の伊佐見幼稚園に統合される場合、伊佐見幼稚園は南海トラフ地震の浸水域に入っておりますので、災害の面で保護者にご心配をかけることになります。

(幼児教育・保育課 大橋 泰仁 担当課長)
園児数が基準を下回っても、あくまで統廃合が検討の段階に入るだけで、統合ありきで話を進めるというわけではありません。ただ、園児が少なければ幼児教育の1つである「集団での学び」が難しくなるので、子どもの成長と学びを考えた上で何が最善かを地域の方や保護者の方と話をさせていただくことになると思います。

(浜井 卓男 委員)
和地幼稚園は自然と触れ合うことができる素晴らしい幼稚園ですので、なんとか園児を増やして園を守りたいと思っています。市立幼稚園は送迎がないのがネックだと感じています。

5 その他

( 1 )委員質問について

(区振興課 安澤 伊織 主任)
前回の区協議会で河瀬俊夫委員から、区再編後の区協議会の仕組みについて質問をいただきました。市民協働・地域政策課から回答を受けましたので、ご一読ください。
続いて、前回の区協議会で出された「よらっせYUTO」再整備計画について農業水産課から追加情報がありました。
最後に、市民協働・地域政策課からお知らせです。委員研修会について、当初12月に全体研修会を実施する予定でしたが、前回までと同様動画研修となりましたのでご承知おきください。

( 2 )地域課題の意見交換

(田澤 健司 会長)
地域課題について意見交換を行う予定でしたが、時間が足りなくなってしまいました。来月はボッチャに関する各地区の取り組み、側溝内の草や泥の整備について、地域に居住している外国人に対しての案内文・お知らせ文作成については、来月に持ち越したいと思います。

6 閉会

 


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