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更新日:2019年5月13日
平成29年度の収益は7億7,041万円で、前年度対比98.0%となりました。主なものは、経常収益のうち基幹事業であるし尿収集業務において、下水道への切替等のため前年度より839万円減少したことによるものです。一方、費用は6億4,523万円で前年度対比74.5%となりました。主なものは、市への特定寄附が前年度で終わり支出が2億円減少したことによるものです。
この結果、平成29年度は税引前で1億2,517万円の黒字となりました。
資産は現金預金などの流動資産、基本財産、有形固定資産で、負債は、未払金、退職給付引当金などでバランスシートは次のようになっています。
平成30年3月31日現在
資産 24億743万円 |
負債 3億6,066万円 |
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公社の財産 1 流動資産 9億2,665万円 2 固定資産 14億8,078万円 (1)基本財産 1,000万円 (2)特定資産 2億8,766万円 (3)その他固定資産 11億8,312万円 |
これからの負担 1 流動負債 6,819万円 2 固定負債 2億9,247万円 (退職給付引当金等) |
正味財産 20億4,677万円 |
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これまでの事業利益など 1 指定正味財産 500万円 2 一般正味財産 20億4,177万円 |
資産 |
= |
負債 |
+ |
正味財産 |
24億743万円 |
|
3億6,066万円 |
|
20億4,677万円 |
(メモ)
平成29年度末の資産は24億743万円で、負債は3億6,066万円となっています。資産が負債を上回っており、財政状態の健全性を示しています。
資産
資産は6,256万円の増となっています。
これは主に固定資産である投資有価証券の増によるものです。
負債
負債は2,011万円の減となっています。
これは主に流動負債における未払消費税の減によるものです。
正味財産
正味財産は8,267万円の増となっています。
これは、正味財産増減計算書の税引後当期一般正味財産増減額が増加したことによるものです。
清掃公社のバランスシートは、資産が負債を上回っており健全性は確保されていますが、今後、公社の業務は下水道の進捗により減少傾向にあるため、独立採算の経営を継続し、一層の経営努力をしていきます。
清掃公社の基幹事業のうち、浄化槽清掃業務については、市街化区域の下水道整備が概ね完了したため、し尿から浄化槽の切替により業務量はほぼ横ばいになると見込まれます。しかし、もう一つの基幹事業であるし尿汲取り業務は減少し続け、清掃公社全体の収益は年々、減少傾向にあるため、不断の経費節減が必要と考えます。
収益面では、し尿の定日収集の励行に努めるとともに、浄化槽の所有者等へ浄化槽法で義務付けられている清掃・保守点検・法定検査等の周知を行うなど、経営の安定化に向けた取り組みを実施し、併せて水環境の保全に係る啓発に努めました。
一方、費用面では、減少する業務量に見合った職員配置により経費の削減に努めました。
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