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更新日:2024年2月22日
2月11日(日曜日・祝)、浜松市総合産業展示館にて、第十六回「十湖賞」俳句大会表彰式を開催しました。
本俳句大会は、平成19年度に、当時の東区役所が中央区豊西町(旧東区豊西町)出身の俳人「松島十湖」の遺徳を称えるとともに、俳句を活用したまちづくりを進めるとして始めた「浜松市東区俳句の里づくり事業」の内の一つであり、今回で16回を数えます。
昨年の7月から9月にかけて投句を募集した本俳句大会は、全国各地から12,229句もの投句が集まり、厳正なる審査の結果、116句が入選句として決定しました。
表彰式当日は、各部門佳作までの計25人が出席し、表彰状と副賞が贈られました。今回、最高位の十湖大賞を受賞したのは、「この星の湖を蜻蛉の尾が叩く」の句を詠んだ伊藤斉(いとうひとし)さん。講評した選者からは、「蜻蛉の産卵に焦点を当てながら、地球全体の生命の営みも思わせるスケールの大きさが魅力的。十七音のささやかな詩型ながら、宇宙的な壮大な世界を取り込めることを証明している一句。」と評しました。伊藤さんは、「大きな賞を受賞できてとても嬉しい。この喜びを糧にしてこれからも俳句をつくっていきたい。」と話してくれました。
十湖のご子孫でもある実行委員長の松島さんからは、「この大会に全国から多くの方が投句してくれて大変嬉しい、大会の関係者に感謝します。」と挨拶があり、副委員長の中央区野田参与からは、「東地域を俳句のあふれるまちにしていきたい。」と話しました。
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