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更新日:2023年3月24日
浜名湖湖底から弥生土器が浮かぶ (浜松市中央区篠原町)
博物館に、浜名湖で釣りをしていた人が、弥生土器を持ってこられました。以前、篠原町の新川河口付近で釣りをしていた時、浜名湖の湖底の土の中から、浮いてきたといいます。浜名湖底から土器が見つかるのは、よくあることです。市内では坪井町でも鎌倉時代の陶器が採集され、博物館に届いています。
室町時代に「今切れ」ができる以前、浜名湖南部には陸地が広がっていたといわれます。偶然とはいえ、その証拠となる土器が発見されたのかもしれません。
見つかった弥生土器
弥生時代後期(今から1800年くらい前)の壷で、上部の口元は失われていますが、胴部以下は完全に残っています。
土器の側面と底面
弥生時代の陸地が湖底に没し、近年になって土器が浮いたとしたら、不思議な偶然です。
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