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更新日:2024年1月4日
(広報取材日記 平成27年10月)
10月24日(土曜日)・25日(日曜日)、万葉の森公園で「第22回浜松市浜北万葉まつり」を開催しました。万葉集に縁のある浜北で、楽しみながら万葉集が詠まれた時代の文化を親しんでもらおうと企画されたもので、今では浜北区の三大イベントのひとつとなっています。
万葉まつりのメーンイベントである「曲水の宴」。古式ゆかしい衣装に身を包んだ演者が現れると、観客からは「おぉ」と感嘆の声がもれます。ひとつひとつの所作も万葉びとらしく、曲水庭園一面に広がるその光景を見ていると、まるでタイムスリップしたかのような感覚になります。
「曲水の宴」以外にも、万葉集が詠まれた時代の文化に触れる体験が多くあり、来場者たちは万葉植物を使用した草木染めや押し花体験、絵手紙体験などを行っていました。「曲水の宴」の演者たちのような色鮮やかな万葉衣装を体験することもでき、子供たちはその美しい衣装を身にまとって嬉しそうに写真を撮っていました。
24日(土曜日)の夜には、曲水庭園で「万葉コンサート」も行われました。薄暗くなっていく会場で、行灯の光がとても優しく輝きます。その中でハーモニカやコーラス、フルート&バイオリンの演奏が心地よく流れます。特に、女性は万葉衣装を身にまとっての演奏となるため、曲水庭園の水面にその衣装が映りこみ、とても美しい空間を作りだしていました。
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