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更新日:2024年4月1日

ハチについて

巣の駆除について

ハチは春先から秋にかけて活動する昆虫です。スズメバチをはじめ、ハチは『害虫』と思われがちですが、草木を食い荒らす虫を捕食するなど『益虫』の面もあります。
日常生活に著しい障害が発生している場合に限り駆除もやむを得ないと考え、むやみに駆除をすることは避けましょう。

浜松市では巣の駆除や駆除にかかる費用の助成は行っていませんので、駆除する場合は土地の所有者又は管理者が自らの責任で対応をお願いします。
※平成24年度をもって、市によるスズメバチの巣除去一部負担制度はなくなりました。

公園、道路等に巣ができている場合は、それぞれの管理担当部署にお問い合わせ下さい。

巣の駆除をする際は、危険を伴う場合がありますので、専門業者に依頼してください。
(特にスズメバチは攻撃性が強いので、ご自身で処理することは非常に危険です。)
なお、市では特定の専門業者を紹介しておりませんので、電話帳やインターネットでお調べいただき、直接お申込み下さい。電話帳で専門業者を探す場合は『ハチ駆除』又は『消毒業』の欄でご確認いただけます。巣の出来ている場所やハチの種類によって金額に差がある場合がありますので、複数の業者から見積を取り、検討の上、申込みをすることをおすすめします。

ハチの種類と特徴

(1)スズメバチ

スズメバチスズメバチの中でもよく見られるのはコガタスズメバチです。体長はおよそ2~4センチ、黒色に黄斑があります。攻撃性が強く、巣に近づくとアゴをカチカチと鳴らし、警告します。

 

 

 

 

  • 4月~6月頃
    スズメバチの巣(初期)越冬に成功した女王バチが1匹で巣作り・産卵・子育てを始めます。この時期の巣はお酒のトックリを逆さにした形が特徴です。

 

 

 

 

 

  • 6月~秋頃
    スズメバチの巣きバチが羽化すると、巣は急速に大きくなり、球形でマーブル模様が見られます。女王バチは産卵に専念する一方、働きバチの数は増え、攻撃性が増します。

 

 

 

 

 

 

  • 秋~冬頃
    新女王バチが生まれ、土の中や朽木の中で越冬します。それ以外の働きバチ等は死に絶えます。巣は空になり、翌年再利用されることはありません。

 

(2)アシナガバチ

アシナガバチの巣体長は2センチ前後で、スズメバチに比べてスマートな体形です。長い後ろ足を垂らしながら飛びます。基本的にはおとなしいハチですので、刺激を与えない限り攻撃してくることはありません。巣はお茶碗をひっくり返したような形で、下から見上げるとシャワーヘッドのように穴がたくさんあり、それぞれが6角形の巣穴になっています。スズメバチ同様、秋~冬にかけて働きバチ等は死に絶えます。巣の使用は1年限定で、翌年再利用されることはありません。

(3)ミツバチ

ミツバチ(分蜂)

体長は1センチ程度でずんぐりした体形をしています。性格はおとなしく、刺激を与えない限り人を刺すことはありません。ミツバチ特有の現象として、春先から初夏にかけての『分蜂(ぶんぽう)※』があります。

 

分蜂:新女王バチの誕生後の巣別れの際に起こる現象。旧女王バチが一部の働きバチを引き連れて、新たな巣に適した場所を探して木の枝等に群がる状態をいう。無数のハチが群がるが、必ずしもその場所に巣を作るわけではない。一時的な休憩の場合もあり、数時間~数日程度で移動することが多い。ハチの塊を見て恐怖を感じる人も多いが、分蜂時の攻撃性はかなり低い。

ハチに刺されたら

巣が近くにある場合は巣から離れて下さい。傷口は流水で洗い流し、氷等で冷やしながら医療機関を受診しましょう。その際は以下の項目を把握しておくと良いでしょう。

  • ハチの種類(大きさ)
  • 刺された部位(数)
  • 刺されてからの時間

気分が悪くなったり、意識がもうろうとするような症状(アナフィラキシーショック)が起こり、場合によっては死に至ることもあります。そういった症状が少しでも見られる時は直ちに救急病院にかかりましょう。

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お問い合わせ

浜松市役所健康福祉部保健所 生活衛生課

〒432-8550 浜松市中央区鴨江二丁目11-2

電話番号:053-453-6112

ファクス番号:053-459-3561

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