緊急情報
ここから本文です。
更新日:2023年3月24日
(1)外部環境の変化
平成17年7月、天竜川・浜名湖地域の12市町村が合併しました。
合併により、自然環境や生活環境に大きな違いが見られる都市部と中山間地がひとつの浜松になりました。広域になった市域では、中山間地における過疎化の問題、都市部における外国人との共生の問題等、地域の抱える問題や課題にも違いが見られます。さらに、学習施設の整備状況や学習機会、学習メニュー、情報提供の方法等の違いも見られ、浜松は多様性のある都市となりました。
また、これまで社会教育や生涯学習の基盤を支えていた各地域の12の社会教育委員会を再編し、新たにひとつの社会教育委員会を組織しました。
平成19年4月、浜松市は政令指定都市となりました。
政組織の再編に伴い、生涯学習の所管は教育委員会から市長部局となりました。これにより関係各課との横断的連携が図りやすくなり、総合的なまちづくりの観点から生涯学習を推進していく体制が整えられました。
科学技術の発展や情報化の進展に伴い、現代社会は急激に変化しています。
社会の発展に伴い、市民の皆さんには多くの知識や技術・技能への対応が求められるようになりました。また、少子高齢社会、家庭の教育力の低下、地域社会とのつながりの希薄化等、様々な問題や課題が表面化しています。
このような中、市民の皆さんが求める学習内容は、多様化・高度化してきました。
こうした状況に対応し、自立した地域社会の実現のために、市民の皆さんとの協働が求められています。
教育基本法と社会教育法が改正されました。
平成18年に教育基本法が改正され、科学技術の進歩や社会構造の変化、高齢化や自由時間の増大などに伴い、「生涯学習の理念」について新たに規定されました。
そして、平成20年には社会教育法も改正され、「学習に対する多様な需要に適切に対応するために、必要な学習の機会の提供及びその奨励を行うことにより、生涯学習の振興に寄与するよう努めること」等の規定が新たに追加されました。
(2)市民の皆さんの意識
生涯学習を推進するにあたり、市民の皆さんの生涯学習への思いを反映するために、アンケート調査を実施しました。この調査により、
1)生涯学習の必要性を感じている人が多い
2)学習情報や学習機会の充実を望む声が多い
3)自己の生活を豊かにするための学習ニーズが多く、地域や社会に学習成果を生かそうと考える人が少ない
4)外国人の皆さんの多くが、日本語の学習機会を求めている
等の結果を得ることができました。
お問い合わせ
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください