更新日：2023年8月4日

7月22日（土曜日）、春野町和泉平（いずみだいら）地区で新宮池（しんぐいけ）の夏祭りが開催されました。

7月22日（土曜日）に、春野町和泉平（いずみだいら）地区で新宮池（しんぐういけ）の夏祭りが開催されました。

新宮池は、春野町和泉平地区の標高500メートルの山頂付近にある湧き水で出来た池です。

この祭りは、新宮池に提灯で彩られた船屋台を浮かべ、池の岸からは花火を打ち上げるという非常に特徴的な祭りです。

さらに、船屋台に乗る人たちのお囃子の演奏により、祭りがより賑やかで活気あふれるものとなっていました。

新宮池のすぐそばにある新宮神社の宮司、原山克美さんによると、この祭りは、160年以上前に紀州和歌山、津島神社の祇園祭を取り入れたものでだそうです。そこから時期は不明ですが、祭りをより盛り上げるために花火を打ち上げはじめたそうです。

かつては、大船2艘と子供中心で動かす小船2艘の計4艘あったそうですが、現在は残念ながら1艘のみとなってしまいました。しかし、十分なほどの美しさでした。

地元の方に話を聞くと「こうして伝統のある行事を、コロナが流行してから4年ぶりに開催出来てとてもうれしい。みんなも来てくれてよかった。」と語っていました。

池の上に浮かぶ船屋台、山の中で上がる花火、どちらも素晴らしい眺めでした。

皆さん来年の夏は、新宮池を訪れてみてはいかがでしょうか。