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更新日:2024年3月29日
第5章 がんになっても安心して暮らせる地域社会の構築/6 緩和ケアの充実
(1) 基本的な考え方
- がん患者とその家族が、可能な限り質の高い治療・療養生活を送れるように、身体的症状の緩和や精神心理的な問題などへの援助が、終末期だけでなく、がんと診断された時からがん治療と同時に行われることが求められています。
(2) 現状・課題
- 緩和ケアを担う医療機関や訪問看護ステーション等が連携し、がん患者やその家族へ希望に応じた緩和ケアを提供できるよう支援しています。
- 平成30(2018)年度に厚生労働省が行った患者体験調査によると、身体の苦痛や気持ちのつらさを和らげる支援は十分であると感じる方は43.0%となっています。
- 令和1(2019)年度に内閣府が行ったがん対策・たばこ対策に関する世論調査によると、医療用麻薬(※55について、「正しく使用すれば安全だと思う」と回答した方の割合は48.3%となっています。
(3)今後の取り組み
- 市は、地域がん診療連携拠点病院及び緩和ケアを担う医療機関と連携し、緩和ケアに関する正しい知識の普及啓発を進めます。
- 市は、緩和ケアを担う医療機関や医療用麻薬を取り扱い在宅緩和ケアの対応を行っている薬局等の状況を把握し、がん患者とその家族へ情報提供を行います。
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