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更新日:2023年9月5日

令和5年度第3回西区協議会 議事要点

1 開会

2 会長あいさつ

3 区長あいさつ

4 議事

(1)協議事項 第3号 令和5年度地域力向上事業(助成事業)の提案について

《区振興課 小泉 貴浩 副主幹から説明》

【事前質問】(河瀬 俊夫 委員)
「初回の補助金は50%だが、残りの費用はどのように調達するのか」

(区振興課 小泉 貴浩 副主幹)
補助金以外の残りの費用は、主に講演会の参加料で賄う予定です。

(河瀬 俊夫 委員)
講演会の参加料で事業費を賄うとのことですが、参加者が集まらない可能性もあり賄いきれるのか心配です。講演会だけに頼らず、自分たちで足を運んでPR活動を行い、事業費を調達するということも必要なのではないかと思います。

(藤田 年春 委員)
収入の観点から見て、この事業に継続性があるのかが疑問です。補助率は年々下がり最終的に補助金は出なくなりますが、継続性は担保されているのでしょうか。

(区振興課 小泉 貴浩 副主幹)
将来的な計画については把握しきれていません。ただ、コンテンツは徐々に充実させていきたいという事、今年度の活動を踏まえて来年度以降の計画を立てていきたいという事は聞いています。詳細を提案団体に確認し、次回の区協議会で説明します。

(田澤 健司 会長)
継続性の面で質問が出ました。担当課は提案団体に確認するようお願いします。

5 その他

(1)浜松市西区新規事業『わたしの防災プロジェクト2023』講演会案内

《事務局から説明》

(2)委員質問について

(1)「浜松市災害ボランティア連絡会の組織概要と活動状況を知りたい」(藤田 年春 委員)

(浜松市社会福祉協議会西地区センター 角田 裕昭)
浜松市災害ボランティア連絡会は、災害時にボランティア活動が効果的かつ円滑に進むことを目指して設立されました。昨年度は、定期的な代表者会議、台風15号ボランティアへの参加などを実施しました。今年6月の大雨では、西区の被災者に布団一式を提供しました。組織概要ですが、育成講座の修了者が中心となって構成されており、各区に連絡会が設置されています。

(藤田 年春 委員)
篠原地区では地域防災を強化すべく、災害ボランティア連絡会に中学生が参加できるよう話し合いを進めています。ボランティア連絡会との懇談の機会を今後頂きたいと考えておりますので、よろしくお願いします。

(田澤 健司 会長)
大変良いお話を伺えました。他の地区でも参考にしていただけたらと思います。

(2)「伊佐地川等の有機フッ素化合物の測定結果について知りたい」(宮本 一彦 委員)

(環境保全課 竹村 吉弘 課長)
令和4年度以前は河川での有機フッ素化合物検査は実施しておりません。水道水は令和元年度から調査を実施していますが、1度も基準値を超えた事がないので安全性の問題はないと認識しています。有機フッ素化合物が及ぼす人体への影響については研究段階であり、研究結果や全国の動向を踏まえて適切に判断する方針です。河川の立ち入り規制や近隣住民の定期的な健康診断は現時点では予定していません。今後も検査は継続して実施します。

(中村 重男 委員)
有機フッ素化合物は自然分解せず、人体に入ったら排出されずに蓄積され続ける危険な物質です。専門家などの意見を参考に、今すぐ汚染水浄化に取り組むべきだと思います。

(宮本 一彦 委員)
有機フッ素化合物の農作物への影響も心配です。「監視を続ける」とのことですが、河川の監視だけでなく周囲の水田や農作物についても併せて考えていただきたいと思います。諸外国と比べて日本の有機フッ素化合物基準値は低く設定されていますが、この物質は蓄積するものですから、危険な物質であるという認識を持ち続けていただきたいと思います。

(田澤 健司 会長)
先日伊佐見小学校に行った際、「川で生物観察ができず残念だ」という声を耳にしました。河川近くの住民にとっては大きな心配事ですので、前向きな対応をお願いしたいと思います。

(3)「地域力向上事業の各区実施状況、執行額を知りたい」(浜井 卓男 委員)

《区振興課 小泉 貴浩 副主幹から説明》

(3)-1「10年単位で見た執行率の推移を教えてほしい」(河瀬 俊夫 委員)

(区振興課 小泉 貴浩 副主幹)
予算執行率の推移を調査したところ、年度によって執行率が大きく変動している事が分かりました。10年単位で見れば単純な減少傾向とは言えないものの、ここ5年は減少傾向にあると言えます。

(3)-2「市民から提案を増やすべく、市として何か対策は取っているのか」(河瀬 俊夫 委員)

(区振興課 小泉 貴浩 副主幹)
ホームページでの情報発信、区役所や協働センターでのチラシの配架を通して助成事業の周知を図ります。また、協働センター職員に、助成事業につながりそうな案件を見つけたら区振興課に情報提供すると同時に助成事業のことを紹介するよう依頼しています。

(3)-3「区の再編後、執行率が低いと予算を確保できないのではないか」(河瀬 俊夫 委員)

(区振興課 小泉 貴浩 副主幹)
ご指摘の通り、執行率が低いと予算の確保が難しくなることもあります。まずは執行率を上げるべく案件の発掘に努め、予算要求時には丁寧な説明を通して予算確保に努めます。

(河瀬 俊夫 委員)
財源が限られてくると市民の提案が通りにくくなり、市民から「提案しても無駄だ」と思われるのではないかと懸念しています。この事業は市民にとって必要であるという事を訴えて予算確保に努めていただき、もっと市民に周知していただきたいと思います。

(浜井 卓男 委員)
補助金支給が3年間限定で補助率が年々下がるというこの制度自体が、制度疲労を起こしているのではないかと思います。補助期間や補助率の見直しなど、制度の改正を進言してほしいです。

(中野 幸枝 副会長)
この事業はハードルが高いようにも感じます。3年目までの補助率が設定されていることが「2年目以降も事業を継続しなければならない」というプレッシャーになり、敬遠されてしまうのではないでしょうか。個人的には、地域が良くなるのであれば単発の事業でも問題ないと考えています。浜井委員の言う通り、制度自体を見直すべきだと思います。

(区振興課 小泉 貴浩 副主幹)
ご意見を踏まえた上で、予算確保に努めると同時に、制度改正について市民協働・地域政策課に申し伝えます。

(4)「視覚障がい者用の信号機の設置基準を知りたい」(藤田 年春 委員)

《事務局から説明》

(藤田 年春 委員)
視覚障がい者の学生が「とても怖い」と言っていたので、提案させていただきました。

(5)「熱中症対策の目安である『暑さ指数』について知りたい」(河口 光善 委員)

《健康づくり課 鈴木 香賀 課長から説明》

(河口光善委員)
「環境省で暑さ指数を観測している」とのことですが、浜松市の観測地点はどこですか。浜松市は面積が広く、平野部と山間部では気温も湿度も異なります。環境省頼りではなく、浜松市として考えていただきたいと思います。

(6)「浜松市公式LINEにある『土木スマホ通信システム いっちゃお!』の使用方法を知りたい」
(7)「個人の草木で事故が起きた場合責任が問われることを周知し、草木の管理を徹底するよう広報してほしい」(中村 久実 委員)

《南土木整備事務所 山本 将司 副所長から説明》

(中村 久実 委員)
先日、道路異常を知らせるために写真を撮って『いっちゃお!』に送ったものの、位置情報を送る画面に切り替わらず通報が上手くできませんでした。また、近所の生け垣にも危険を感じたので通報したところ、後日その場所で交通事故が発生しているのを目撃しました。近隣住民によると、以前から交通事故が多い場所だという事で、土木整備事務所で対処できないのでしょうか。

(南土木整備事務所 山本 将司 副所長)
通報が上手くできなかった件については、操作手順に位置を指定する必要があり、段階的な操作が必要なため分かりづらく申し訳ございませんでした。生け垣に関しては土木整備事務所の所管ではなく民地なので、交通の支障があるとはいえ地権者の許可なしに市が手を加えることができません。ただし、通知を出すことはできます。

(中村 久実 委員)
通知を受けても地権者が何もしないという事も考えられます。道交法違反である事、危険だという事を市民の目に届く形で広報し、地権者に危険性を理解していただけるように周知してほしいです。

(南土木整備事務所 山本 将司 副所長)
民地内であっても、草木の管理不足が原因で事故が発生し他者に損害が生じた場合は罰則があることを「広報はままつ」に掲載するよう、道路保全課と調整してまいります。また、生け垣、プランター、私設のスロープなどの個人財産による道路支障・事故を防止すべく、ホームページで掲載していきます。

(浜井 卓男 委員)
道路上のプランターは土木整備事務所が直接指導できるのではないですか。

(南土木整備事務所 山本 将司 副所長)
道路上でプランターを発見した際には、所有者と思われる方に忠告します。

(浜井 卓男 委員)
土木整備事務所で直接指導できるものには、しっかり指導するようお願いします。

(8)「静岡県ふじのくに防災士養成講座について情報共有してほしい」(中村 重男 委員)

《事務局から説明》

(9)「自治会は任意団体にもかかわらず、学校や消防団など公的機関・準公的機関に負担金を支払っている。これについて市・区はどのような対応を行ってきたのか。自治会の負担金について、他地域の現状、改善策、今後の方針を示してほしい」(鈴木 千丸 委員)

(田澤 健司 会長)
これは一地区だけの問題ではなく、市全体の問題です。議論を深めるべく次回以降に地域課題として取り上げ、意見交換をするという形で進めたいと思います。自治会を推薦団体とする委員がそれぞれの自治会について事前調査し、自治会負担金や収支の是非について協議会の場で意見交換する形にすれば、委員全員が協議に参加できる議論が深まるのではないでしょうか。

(鈴木 千丸 委員)
自治会の負担金について、法的な問題を踏まえた上で議論を進めるべきだと思います。

(中村 重男 委員)
各自治会にそれぞれ歴史や地域性があり、それに応じて自治会費が設定されているので、西区全体で一律に結論を出すというのは難しいと思います。地域課題として意見交換を行い、各自治会に持ち帰るというやり方が良いと思います。

(浜井 卓男 委員)
地域の子ども達の教育のための負担金ですから、一概に合法か違法かを考えるのではなく、環境や状況を考慮して負担金の金額を決めるべきです。自治会費についても、各住民の収入状況などを考慮した上でそれぞれの自治会で判断すればよいと思います。

(3)地域課題について

《事務局から説明》

(田澤 健司 会長)
委員の皆さんには地域課題を積極的に出していただきたいと思います。質問や一問一答で済む内容はなるべく控え、西区全体・浜松市全体の問題として取り扱える内容をお願いします。第1回区協議会で申し合わせた4つの事項に留意しながら議論が進められるよう、ご協力をお願いします。

6 閉会

 


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浜松市役所中央区西行政センター (地域振興担当)

〒431-0193 浜松市中央区雄踏一丁目31-1

電話番号:053-597-1112

ファクス番号:050-3385-8176

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