緊急情報
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更新日:2018年2月5日
大河ドラマ館は、来館者の目標を50万人として昨年1月15日に開館し、最終的には78万923人もの皆さまにお越しいただきました。最終日には、これまでで最多となる5832人の来館者を記録し、大盛況のうちに幕を閉じました。
当日は「ユキロック」こと中野直之役の矢本悠馬さんと奥山六左衛門役の田中美央さんの二人が登場し、セレモニーを盛り上げました。また、セレモニー終了後は、館内を観覧しました。
式典では、出世頭となった「ユキロック」のお二人、NHKドラマのチーフプロデューサー、奥浜名湖地域の魅力発信に協力していただいた「奥浜名湖地域観光おもてなしガイド」の皆さん、大河ドラマ館の運営を支えてくれた市民ボランティアの皆さんに市長から感謝状が贈られました。
浜松元城町東照宮の二公像でも記念撮影
中央区頭陀寺町214 TEL 463-8170
戦国時代、頭陀寺周辺は今川家に仕えた武将・松下之綱(ゆきつな)の屋敷があり、一帯は「頭陀寺城」と呼ばれていました。頭陀寺には、少年時代の豊臣秀吉公が3年間にわたり奉公していたとの記録もあり、付近には鎌研池(かまとぎいけ)など秀吉公に関わる伝承も残されています。
大河ドラマ「おんな城主 直虎」にも登場した松下源太郎は、引間を拠点とする松下家の一族で、父・井伊直親を殺された虎松とその母を家族に加え、今川家の追手からかくまったといわれています。
その後、頭陀寺は1564年の戦により炎上しますが、豊臣秀吉公、徳川家康公の寄進により復興しました。現在は、秀吉公、家康公、井伊直政の三人の銅像や歴史資料館が設置されていて、井伊家、松下家の歴史をしのぶことができます。
大河ドラマに松下家など頭陀寺にゆかりのある人物が登場し、日本各地からお客さまが頭陀寺に足を運んでくれました。歴史に詳しい人もいて、私たちもとても勉強になりました。
昨年1月には敷地内に「三公像」が完成し、見所がまたひとつ増えたほか、周辺には松下屋敷跡などもあります。これから暖かい季節になりますので市内の皆さんにも、ゆっくりと頭陀寺や周辺を見ていただき、歴史に思いをはせていただけたらと思います。
頭陀寺城(松下屋敷跡)を語る会の皆さん
(広報はままつ2018年1月号)
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