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更新日:2024年2月19日

第6章 適応策(気候変動適応に関する施策)(19件)

提案

86

(1)「農業・林業・水産業」分野林業のところに、本市が取り組む適応策として「保安林整備による、水源かん養、災害の防備などの公益機能の向上」と書かれていますが、再生可能エネルギーの最大限の導入とこの適応策は相反する事にはならないでしょうか? 環境影響評価を行うから問題ないという考え方もありますが、環境影響評価を行うのは、環境に対してなんらかの影響が出ることが予想されるからです。環境影響評価を必要とする再生可能エネルギーの事業に対しては、その影響を考慮しても、それを上回る保安林の公益機能の向上が図られる場合とするべきではないでしょうか?

【市の考え方】案の修正

地域と調和した再生可能エネルギーの最大限の導入を推進するため、下記のとおり「個別施策」を修正します。

《修正内容》(修正後計画案22ページ)

(修正前)

再生可能エネルギーの最大限の導入

(1)再生可能エネルギーの導入

個別施策:再生可能エネルギーの最大限の導入

(修正後)

再生可能エネルギーの最大限の導入

(1)再生可能エネルギーの導入

個別施策:地域と調和した再生可能エネルギーの最大限の導入

 

要望

52

(4)「自然災害・沿岸域」分野、(5)「健康」分野において懸念される影響は人命や健康を脅かす課題ですね。医療・保健機関が取り組むべき適応策も盛り込んでいただきたいと考えております。

要望

53

「自然災害・沿岸域」分野の「本市が取り組む適応策」に、既に市が策定されている医療救護計画についても言及し、本計画においても気候変動に強い医療・保健の整備も心得ていることを示すのはいかがでしょうか。

その他

7

地域課題の案件でも言っているが、安否確認の訓練は行っているのか。自主防から市、県への報告体制についても行っているのか。生存者への支援がしっかりできるように対策するべき。

【市の考え方】今後の参考

「自然災害・沿岸域」分野と「健康」分野の適応策に関するご意見として、今後の参考とさせていただきます。

 

提案

87

医師会にもご協力いただいて、診療所に通院している患者向けの熱中症予防動画を作成して、各診療所の待合で熱中症予防のニーズが高まった時に再生してもらい、診療所に勤務する看護職から高齢患者さんに動画内容を交えた生活指導してもらうことをご提案いたします。診療所看護職は、同じ診療所に長く勤めており、診療所周辺の地域住民の健康レベルだけでなく家族関係や社会的情報も把握しております。更に、高齢者の一般的な熱中症リスクを十分把握している上に診療所で把握している各患者の健康状態や治療状況も把握しており、高齢患者個々に対して脱水のフィジカルアセスメントする能力も備わっております。高齢患者の生活実態に沿った熱中症予防の知識提供だけでなく、通院時に熱中症リスクアセスメントをすることもできます。看護職のリスクアセスメント評価を医師と診察前に共有することで、医師は熱中症疑いも視野にいれた身体診察ができ、高齢患者の持病への影響やこれまでの治療経過を考慮して各患者に適した治療法を見出せるのではないかと思います。浜松市内でこの活動が広まれば、高齢者の健康レベルが維持し、熱中症の救急搬送数も激減すると思われます。

地域包括ケアの推進・深化の観点からも、このような活動事業についてご一考いただければ有り難いです。必要でありましたら、微力ですがお手伝いさせていただきます。

要望

54

(5)「健康」分野については、医療体制の整備等を盛り込むことの難しさは承知しておりますが、市とヘルスケアセクターとの連携の実情に合わせて医療に関する内容の追加をご検討ください。

要望

55

熱中症や感染症に限らず、循環器・呼吸器疾患の増悪、メンタルヘルスの悪化などが気候変動による健康問題が起きています。これらに各論的な対処は現実的でなく、領域横断的にケアを提供するためにプライマリ・ケア(地域医療、総合診療)の充実が重要です。健康分野の課題の本質的な対応としてプライマリ・ケアにも着目いただければ幸いです。

【市の考え方】今後の参考

「健康」分野に関するご意見として、今後の参考とさせていただきます。

 

質問

12

14

自立分散型電源の導入に対し補助はないのか

(同様の意見 外2件)

【市の考え方】その他

令和5年度は「浜松市創エネ・省エネ・蓄エネ型住宅推進事業費補助金」として、家庭用蓄電池と太陽光発電システムの導入などに対して補助金を交付しています。

 

質問

15

17

公共用水域への栄養塩類の排出抑制は具体的にどのようにすればいいのか

(同様の意見 外2件)

【市の考え方】案の修正

公共用水域への栄養塩類の排出抑制について具体的に記載するため、下記のとおり「市民生活」分野の「市民、事業者が取り組む適応策」を修正します。

《修正内容》(修正後計画案40ページ)

(修正前)

C:公共用水域への栄養塩類の排出抑制

(修正後)

C:生活排水や事業排水の適正な排水処理による公共用水域への栄養塩類の排出抑制

 

要望

56

58

住宅の導入とあるが、どの程度の創エネ、省エネ、蓄エネが必要か定義や指数を決めるべきです。(例えば断熱のレベルの設定、太陽光パネルの設置義務など)これではどのような家を作るべきなのか市民も事業者もわかりません。

(同様の意見 外2件)

【市の考え方】今後の参考

太陽光発電設備の導入などの義務化は、社会状況を見極めた上で、検討課題とさせていただきます。

 

質問

18

(2)「水環境・水資源」分野懸念される影響として「無降雨・少雨による水量低下」とあるが、雨の降り方が極端になっている一方で、年間降雨量に大きな変化はないというデータがあります。またこれに関連して、天竜川水系の水量低下についての具体的なデータはあるのでしょうか? またそれはどこに公表されているのでしょうか?平成の名水百選にも選ばれている阿多古川の水量の低下なども、旧天竜市時代から言われていますがそれを示す具体的なデータなどはあるのでしょうか?

【市の考え方】その他

天竜川水系の水量低下についての具体的なデータは把握しておりませんが、「静岡県の気候変動影響と適応取組方針」において、天竜川に渇水傾向があることが記載されています。

 

その他

8

畜産による温室効果ガスの排出量は14%をしめていると言われています。家畜の飼料となる穀物の生産に大量の森林破壊が行われこの事が生態系の破壊にも繋がっています。またこの飼料の生産には大量の農薬や化学肥料を使用し単一の作物を生産するため土壌の劣化を引き起こしています。その他にも水質汚染、感染症などの問題や、抗生物質とホルモン剤の過剰仕様など大変問題の多い産業です。以上により畜産のあり方自体を見直すべきではないでしょうか?プラントベースの食を推進するなど、積極的な取り組みをするべきではないでしょうか?

【市の考え方】その他

「農業・林業・水産業」分野に関するご意見として承ります。

 

その他

9

適応策についてはこれだけの問題があることを市民が認識できるように何か手を打つ方法はないのかと考えます。市民も協働して進めていきたいです。

【市の考え方】その他

計画の内容や取組について市民の皆様にわかりやすく伝えるための概要版を作成し、各種セミナー等のイベントや相談会、出前講座、市HP、SNSなど様々な場面を通じて周知していきます。

 


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